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「人間としての基礎をつくりたい」合気道を子供たちに学ばせる意義

幻冬舎ゴールドライフオンライン

※本記事は、二川丈氏の小説『ゆいとじじの物語 合気道のこころと命をつなぐもの』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。

合気道道場

清は泣き顔になりながら結衣の方を見ていた。結衣は笑いながら清の腕を取り、手を掴むと二ヶ条に抑え込んでいた。

「二ケ条抑え(合気道の抑え技、手首を中心に下方向に抑える技)、先生、これで良いでしょ?」

結衣は館長の中村忠道に確認を求めた。

「どれどれ」

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館長の中村は笑いながら結衣の持ち手を修正した。

「あ、まいった、まいった、痛いから止めてよ」

清は涙目になりながら叫んでいた。結衣は清から手を離し、ごめんと謝っていた。

「もう、結衣ちゃんは乱暴なんだから、そんなことしたら僕のお嫁さんにしてやらないぞ」

「え、いつ、そんな約束した? キヨちゃんよりジンちゃんのほうが良いもん」

結衣は近くにいた仁に視線を向けた。仁も嬉しそうに笑っていた。中村もそんな子供たちを笑いながら見ていたが、あまりにも脱線しているのを見て注意した。

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