マーガリンの効果で舌ざわりがなめらかになり、生地の質感を一層際立たせているようでした。さらに、マーガリンの適度な塩味とマイルドな味わいが、バランスのよい甘味とミルク感のあるコクを生んでいました。
「小鹿野こいし」は、原材料が小麦粉、砂糖、卵、山芋、マーガリン、ベーキングパウダー、重曹のみのベーシックなお菓子で、賞味期限は7日間です。
母はあれから2ヶ月近く経った今もまだ、「小鹿野こいし」を毎朝1個食べているそうです。最近朝はコーヒーだけの息子も「朝食の代わりにしたい」と言うほど、朝から食べたくなるやさしい味わいです。
懐かしさと飽きの来ない素朴さを兼ねた、不思議な魅力があります。