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IMAXが「ジュラシック・ワールド」に支配される!シリーズ完結編が“IMAX推し”な理由

MOVIE WALKER PRESS

「ジュラシック・ワールド」シリーズの最新作にして、『ジュラシック・パーク』(93)から始まる「ジュラシック」シリーズの完結編『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』がいよいよ公開!およそ6600万年前に絶滅した恐竜たちが現代によみがえる「ジュラシック」シリーズは、“没入”せずにはいられない、IMAX鑑賞にはもってこいの超大作。本稿では、この壮大なフィナーレをIMAXで見届けるべき理由を紹介していこう。

言わずと知れた映画界の巨匠スティーヴン・スピルバーグが命を吹き込み幕を開けた「ジュラシック」の歴史。記念すべき第1作『ジュラシック・パーク』は当時の全世界興収新記録を樹立し、その後第3作まで展開。そして新たな三部作として始動した『ジュラシック・ワールド』(15)は、世界中で記録的なオープニング成績を樹立。前作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(18)までの累計興収は全世界で6800億円を超えるなど、破格のメガヒットシリーズとして映画史に君臨している。

■おなじみの恐竜から新種まで!IMAXが“ジュラシック・ワールド”に

「ジュラシック」シリーズを語るうえで欠かせないのが、なんと言っても恐竜たちの存在だ。第1作の劇場用パンフレットに掲載されたインタビューでスピルバーグはこう語っている。「恐竜を本物らしく見せるためには、一つ一つの筋肉の動きから創らなければなりません。コンピュータ技術(CG)がこの作品に現実感を与えてくれたのです」。革命的だった第1作から本作に至るまで、その時点の最新技術を駆使して、スクリーンによみがえってきた恐竜たちこそがこのシリーズの“顔”だ。

究極の頂点捕食者にして「ジュラシック」シリーズの象徴的存在でもあるT-レックス。「ジュラシック」シリーズで一気にその存在がポピュラーなものとなった、愛らしくも獰猛なヴェロキラプトル。さらには『ジュラシック・ワールド』で強烈なインパクトを放った巨大な水生恐竜のモササウルスに、前作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』で世界中の涙を誘ったブラキオサウルスなど、あらゆる恐竜たちが「ジュラシック」を機に人気を集めてきた。

そんな「ジュラシック」シリーズを代表するおなじみの恐竜たちは最新作にも登場する。壁一面に広がるIMAXの巨大スクリーンのなかに迫力満点に佇み、また縦横無尽に駆け回る臨場感。高精細なサウンドによってその足音の振動から息遣いまでがはっきりと聞き取ることができ、極限までリアルを追求した高画質によってすぐ目の前に恐竜たちがやってきたような気分に。上映中に思わず手を伸ばしたくなることだろう。

さらに本作では、久々の登場となる恐竜や初登場の新種恐竜たちも次々と現れる。『ジュラシック・パーク』以来の登場となるディロフォサウルスや、白亜紀後期に存在していた陸上最大級の肉食恐竜ギガノトサウルス、長い爪を持つテリジノサウルス。そして翼竜最大級のケツァルコアトルスや獰猛で凶暴なアトロキラプトルに、真っ赤な羽毛に全身を覆われたピロラプトルなどなど。IMAXで観れば、映画館が“ジュラシック・ワールド”に様変わりしたようなスリルが味わえること請け合いだ!

■“レジェンド博士”たちがカムバック!新旧キャストが夢の共演

前作では、イスラ・ヌブラル島の火山が噴火を起こし、ロックウッド財団のサポートのもとで恐竜たちはアメリカ本土へと連れて来られる。そしてロックウッド邸でメイジー(イザベラ・サーモン)という少女と出会ったオーウェン(クリス・プラット)とクレア(ブライス・ダラス・ハワード)。遺伝子組み換え恐竜インドラプトルの脅威を乗り越えた末に恐竜たちと自身の生い立ちを重ね合わせたメイジーは、恐竜たちを“外の世界”へと解き放った。

最新作『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』で描かれるのは、それから4年後の世界。世界各地に恐竜たちが棲息するようになり、人類と恐竜とが共存の道を探る“ジュラシック・ワールド”が確立しようとしているなか、新たな課題がオーウェンたちに降りかかる。人里離れた場所で一緒に暮らすオーウェンとクレアとメイジー。そしてその近くの森にはヴェロキラプトルのブルーと、その子どもと思しき“ベータ”が棲みついていた。ある時、密猟者によってメイジーとベータが連れ去られてしまい、オーウェンとクレアは救出に乗り出すことに。

前作からの続投キャストに加え、『ジュラシック・ワールド』でオーウェンと一緒にヴェロキラプトルの調教をしていたバリー役のオマール・シーも2作ぶりに再登場。さらにディワンダ・ワイズ演じるケイラをはじめとした新キャラクターも登場するなど、「ジュラシック・ワールド」の世界はさらに拡大。そこへ前作のラストに登場したイアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)ら“レジェンド博士”たちが加わることで、シリーズの集大成にふさわしい夢の共演が実現する。

アメリカ中西部の農場で突如として巨大化したイナゴが大量発生。その調査を依頼された古植物学者のエリー・サトラー(ローラ・ダーン)はある違和感を覚える。かつて“ジュラシック・パーク”を生みだしたインジェン社のライバル企業で、現在は恐竜たちの保護を行なっているバイオシン社が、白亜紀の生物のDNAを使ってイナゴの改良を行なっているのではないかと仮説を立てたエリーは、古生物学者のアラン・グラント博士(サム・ニール)に協力を依頼。そして2人はイアンを頼りにバイオシン社の施設へと向かう。

『ジュラシック・パーク』で描かれたイスラ・ヌブラル島での惨劇を知る3人が、29年ぶりに顔をそろえる。それだけでも「ジュラシック・パーク」ファンにとってたまらない瞬間といえるだろう。これまでも『ジュラシック・ワールド』では『ジュラシック・パーク』に登場したジープなどのアイテムが登場したり、様々なオマージュが捧げられることで両シリーズのつながりが描かれてきたが、今回ついに本格的にその世界がつながるのだ。

「ジュラシック・パーク」と「ジュラシック・ワールド」が一つになる。これまでにない興奮が味わえる歓喜の瞬間をとくと見届けてほしい!

■圧巻のクライマックスまでノンストップ!巨大スクリーンから目が離せない

「ジュラシック・ワールド」シリーズは前2作もIMAXで上映され、連日映画館はその臨場感を体験しようと大賑わいを見せていた。1作目ではついにオープンしたパークの全景や、プテラノドンの襲撃にモササウルスの迫力。2作目では火山噴火の衝撃に大雨のなかで繰り広げられたインドラプトルとの死闘。IMAXで観るにふさわしいシーンの連続に、通常のスクリーンでの上映とIMAX上映を観比べるリピーターも数多く見受けられた。

今回の『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』でも、IMAXで観たら生涯忘れられないような緊張感あふれるシーンが盛りだくさん。まずはメイジーを探しに恐竜の闇取引が行われている地中海のマルタ島にたどり着いたオーウェンとクレアを襲うアトロキラプトルの俊敏さ。4頭の群れで行動し、命令を受ければスピードを上げて一心不乱に対象を攻撃する。シリーズ1作目を彷彿とさせるオーウェンのバイクアクションと共に、その恐ろしさを存分に味わってほしい。

続いては、ケイラの操縦する輸送機でドロミーティ山脈の恐竜保護区へ向かうオーウェンたちを待ち受ける恐竜たち。輸送機に真正面から突っ込んでくる翼竜ケツァルコアトルスに、草木が鬱蒼と生い茂った森に不時着したクレアに近付くテリジノサウルスの長い爪。そしてオーウェンとケイラの前には、どんな場所でも標的をとらえるピロラプトルが迫る。逃げ場のない氷上で絶対絶命に追い詰められた彼らは、どのようにして危機から脱するのか。巨大スクリーンに目が釘付けとなるほどの緊張感が待っているはずだ。

そして「ジュラシック・パーク」のレジェンド博士たちと、「ジュラシック・ワールド」のキャストがついに合流を果たしたところへ現れる最大の脅威…。そこからいよいよ29年続いた「ジュラシック」の歴史に終止符を打つクライマックスが始まっていく。

本作の監督であり、数多くのスタッフ・キャストをまとめ上げ「ジュラシック・ワールド」シリーズを率いてきたコリン・トレボロウ監督は、コメント動画のなかで本作のIMAX体験を「非常に没入感があり興奮します」と絶賛。「観客の皆さんが期待している通り、世界中に放たれた恐竜たちを壮大なスケールでお見せする本作を、IMAXで鑑賞することを強く勧めます!」と、仕上がりに大きな自信を覗かせた。

最初から最後まで147分間、ノンストップで怒涛の展開が待ち受ける完結編にして集大成。IMAXでその興奮とスリルを隅から隅まで味わい尽くしてほしい!

文/久保田 和馬
 
   

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