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東京五輪の延期で行き場を失った100トンの流氷と1000トンの雪はどうなったのか? 「東京流氷」公開決定

映画スクエア

 2020年に始まった北海道から東京への“流氷運搬プロジェクト”を追ったドキュメンタリー映画「東京流氷~COOL IT DOWN~」が、8月19日より劇場公開されることが決まった。

 2020年、全世界が注目する東京五輪が行われる予定の日本で、「北国で不要となる雪や流氷を活用して、外国人観光客に納涼のおもてなしをしよう」というプロジェクトが進行していた。しかし、オリンピックは延期が決定。行き場を失った100トンの流氷と1000トンの雪はどうなったのか。「東京流氷~COOL IT DOWN~」では、大量の流氷と雪とプロジェクトに関わる人々の姿を描き出している。

 企画・監督の角谷公英は、プロジェクトから徐々にスタッフが離れていく状況の中、「その中で出会った日本人の美しい”助け合い”の精神を多くの人に知ってもらいたくこの一部始終をドキュメンタリー映画にする事にしました」と、本作への思いを語っている。

 「鬼滅の刃」などの花江夏樹が”流氷の声”、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」などの石川由依が”雪の声”で参加するほか、「呪術廻戦」などの津田健次郎がナレーションを担当。プロデュースは「ミッドナイトスワン」で第44回日本アカデミー賞を受賞した森谷雄が務めている。

 花江夏樹らのコメントも公開された。コメントは以下の通り。

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【コメント】 

■花江夏樹
僕自身、流氷について全く知識がありませんでしたが、
この映画から、流氷の目線を通して、
今我々が住んでいる地球が抱えている問題を知ることができました。
皆様にも少しでも伝えることができたら嬉しく思います。

■石川由依
北海道の流氷と富山の雪を運んで、東京五輪を冷やしちゃおう!というビッグプロジェクト。あまりに壮大な企画に、正直私も「そんなことできるの!?」と半信半疑でした。でも、新型コロナウイルスの流行という予想外の事態も含め、様々な困難にぶち当たりながらも本気で挑戦する人々の姿に、「無理」なんてことはないのだと、そしてやってみなければわからないことが沢山あるのだと学びました。きっとこの1歩が、未来の何かに繋がっていくのではないかと思います。

■津田健次郎
流氷を東京に運ぶという壮大な計画の行方と、そこに関わる人々のドラマは何だかおかしみがあります。暑いんだから氷で冷やそうというシンプル極まりない子供の様な発想からはじまった物語は、しかしとてもシンプルにはいかず大変な苦労を伴い、事件も多発。本気で何かを成し遂げるのは結構大変なのである…仕事をしている人皆が通る道、仕事だけじゃなく頑張る皆が通る道。共感である。環境問題や様々な切実なる難問を提議しつつも、人々がバタバタ頑張っているのを観るだけでも面白い、そんな映画です。

■企画・監督:角谷公英
とあるイベントの責任者を務めていた2011年、大震災のため電力を止められた時に思いついたアイデアは、11年の歳月を経て予期せぬ「映画」として皆様に見てもらう事になりました。
数多くの失笑をくぐり抜けながら出来たこの作品は、生い立ち同様「奇想天外」な仕上がりになっております。
今年も猛暑ですが、親子で夏休みの自由研究として大スクリーンで「暑いけど地球は救える」事を体感していただければと思います。

■プロデュース:森谷雄 (映画『ミッドナイトスワン』)
子供のような発想で「東京五輪」を冷やそうとした人々の姿を膨大な映像の中に見た時、これは絶対に映画にすべきだと思いました。今、僕たちが直面している問題=新型コロナ、地球温暖化、世界的分断…。この映画を観れば人間がそれらに立ち向かう為の「勇気」や「気付き」を貰えるはずです。是非、ご家族で友達同士で恋人同士で、大切な人と一緒にSDGsに触れてみて下さい。そこにはきっと自分たちの「未来へのヒント」があるはずです。

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