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息子に頼りっきりの認知症の母…子供のためにするべきことは?

幻冬舎ゴールドライフオンライン

※本記事は、近藤靖子氏の書籍『認知症のリアル 時をかけるおばあさんたち』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。

母親と息子の絆

私は妹がいますが男兄弟はなく、また私の子供たちも娘2人なので、母親と息子の関係については単なる傍観者ですが、女同士の親子関係には見られない、とても強い絆を感じることが多々あります。

私は以前、眼科医として診察の仕事をしていたことがありますが、その頃のことです。

女の子が診察に来る場合には、小学生の高学年にもなれば、大抵一人で診察室に入ってきます。そして自分の症状などにつき、自分ではっきりと説明します。

ところが、男の子は、中学生や高校生になってもお母さんと一緒に診察室に入ってきます。それだけではなく、しゃべるのももっぱらお母さんです。

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「どうしましたか?」

と聞くと、早速お母さんが

「朝から右目に目やにが多くて……」

などと細かく説明するのです。中高生になっても自分でしゃべれないのかな、と私はあきれ気味でしたが、母親は息子の世話を焼かずにはいられないようです。

もし、私が娘に同じようにしたら、きっと

「自分で言えるからお母さんは言わないで」

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