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韓国で深刻化する振り込め詐欺 元刑事が詐欺で奪われた金を取り戻す 「声/姿なき犯罪者」公開決定

映画スクエア

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 近年深刻化する犯罪のひとつである振り込め詐欺を韓国で初めて描いた犯罪アクション映画「声/姿なき犯罪者」が、10月7日より劇場公開されることが決まった。

 「声/姿なき犯罪者」は、振り込め詐欺によって大金を失ったソジュンが、奪われた金を取り返すため詐欺組織に潜入し、壮絶な復讐をする犯罪アクション。釜山の建設現場で作業員として働くソジュンは、前職が刑事という異色の経歴を持つ。彼は愛する妻と同僚の30億ウォンを取り戻すため、振り込め詐欺犯を追跡しはじめ、中国のある建物へ侵入。毎日多額の振り込め詐欺を行う、総責任者クァク(キム・ムヨル)が主導する組織化された巨大な詐欺集団の存在を知る。さらに300億ウォン規模の新たな詐欺計画を知ったソジュンは、元刑事の正義感が覚醒し、壮絶な復讐を計る。

 監督を務めるのは、双子の兄弟であるキム・ソンとキム・ゴク監督。これまでにT-ARAのウンジョン主演のホラー「ホワイト:呪いのメロディー」や、実写とストップ・モーションアニメを用いたブラックコメディ「ポドリ君の家族残酷史X 韓国の夜と霧」などを手掛けてきた2人は、実際に詐欺犯罪を担当する知能犯罪捜査隊へ徹底した事前取材を行い、最新の事件も参考にして本作を作り上げた。

 詐欺グループに立ち向かう元刑事ソジュンを演じたのはピョン・ヨハン。「茲山魚譜 チャサンオボ」で流刑の天才学者と友情を育む貧しい漁師役を演じ、藤原竜也と竹内涼真出演した「太陽は動かない」では、産業スパイ役として日本人俳優たちと共演したヨハンが、本作では激しいアクションシーンにノースタントで挑んだ。さらに詐欺組織の主犯を「悪人伝」のキム・ムヨル、犯人を追う刑事を「鬼手」のキム・ヒウォンが演じるほか、「ただ悪より救いたまえ」のパク・ミョンフン、「サムジンカンパニー1995」のイ・ジュヨンらが脇を固める。

 2020年に起きた振り込め詐欺被害件数は約4万件、被害額は約7,000億ウォン(日本円にして約700億円)という、被害額が日本の約2.5倍にものぼる韓国。監督のひとり、キム・ソン監督は「振り込め詐欺犯罪は社会的な問題になるほど悪質で現代的な犯罪」としたうえで、「劇中のセリフのように“振り込め詐欺は悪質な犯罪であり、被害者たちは何も悪くない”ということを伝えたかった。振り込め詐欺はあまりにも精巧で緻密なのでだまされやすい犯罪。映画を観て振り込め詐欺犯罪の警戒心が伝わって少しでも詐欺犯罪が減ったら…という思いだった」と、メッセージを寄せている。

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【作品情報】
声/姿なき犯罪者
2022年10月7日(金)新宿武蔵野館他にて、全国順次ロードショー
配給:ツイン
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