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演技初挑戦の子役 悪夢について話をするシーンはアドリブ 「1640日の家族」本編映像

映画スクエア

 7月29日より劇場公開される、実話に基づくフランス映画「1640日の家族」から、本編映像の一部が公開された。

 公開されたのはまだ幼いシモンが悪夢にうなされるシーン。大声で「ママ」と叫ぶシモンの元にやって来た里親のアンナ。夢からさめたシモンは、その内容をうつらうつらと話し始める。恐ろしい夢の内容を聞いたアンナは「心配しないで 世界の果てにいても気づく」とシモンにキスし、優しく抱きしめるのであった。演技初挑戦となるシモン役のガブリエル・パヴィは、アドリブで演じているという。

 ファビアン・ゴルジュアール監督は、このアドリブのシーンについて、「この悪夢のシーンはガブリエルにとって最も長い撮影となりました。撮影は2/3が終了していたので、彼も撮影に慣れていたのが幸いしました。最初は脚本通りにセリフを言ってもらい、その後、彼に違う悪夢の話を自由にしゃべってもらったのですが、すばらしい完成度でした。ガブリエルが即興で作り上げた悪夢の話を、アンナ役のメラニーが受けて問い返す。メラニーには緊張の続く撮影だったと思いますが、私は驚きで我を忘れて2人のやりとりを眺めていました。メラニーは、彼から激しい感情を引き出すために常に気を使って演技してくれました。カメラが彼女に向けられているときは逆に演技を控えめにしなくてはならず、バランスをとるのに苦労しているようでした。他のシーンでも演技初体験の子どもたちを撮るために何度もテイクを重ねたので、大人のキャストとスタッフにとっては大変な撮影になりました」と語っている。

 「1640日の家族」は、生後18カ月のシモンを受け入れた里親のアンナと夫のドリスたちを描いた作品。シモンは2人の息子と兄弟のように育ち、幸せな4年半が過ぎようとしていた。ところがそんなある日、実父エディからシモンを手元で育てたいという申し出が。突然、家族でいられるタイムリミットが訪れる。監督は、代理母の恋をコミカルに描いた「ディアーヌならできる」で長編デビューを飾ったファビアン・ゴルジュアール。子どもの頃に両親が里子を迎え、4年半にわたり一緒に暮らした経験を持つゴルジュアール監督は、いつか映画にしたいと思い続け、念願の企画が実現した。

【作品情報】
1640日の家族
2022年7月29日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
配給:ロングライド
©︎ 2021 Deuxième Ligne Films – Petit Film All rights reserved.

 
   

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