
image credit:ChrisVannini/twitter
大人1人と子ども2人?いや、よく見りゃみんな成人だ。じゃあ左の人はギネス級の巨人かな?人類にしてはやたら大きすぎるんだが?
新手の錯視かトリックか。三度見しても腑に落ちないこのシーンは、アメリカのTVで流れたスポーツニュースの一幕だ。
何食わぬ顔で画面を占拠し、メジャーリーグの試合を語るメガサイズの人物。その抗いがたい違和感がツイッターで48,000ものいいねを得る反響を巻き起こした。
左は巨人かな?TVのクリス・バーマン氏がやたら大きな件
写真は今月19日にアメリカのスポーツ系ウエブサイト『TheAthletic』のライターであるクリス・バニーニさんがツイッターでシェアしたもの。それはTVのスポーツニュースのワンシーン。メジャーリーグの試合を語る1人の巨人と2人の人がいる風景だ。

image credit:ChrisVannini/twitter
念のため言っとくが、やたら大きな左側の男性はCGやリモート出演による合成などではない。
「ブーマー」の愛称で知られるアメリカのベテラン有名スポーツキャスター、クリス・バーマンという実在の人間である。
にしてもだ。バーマン氏はヒトの規格の数倍はあろうかというメガボディの持ち主なのか?この投稿の意図もまさにそれだった。
クリス・バーマンがジェフ・パッサン(中央)の2倍、ティム・クルクジャン(右)の4倍サイズだと?
Is Chris Berman 2x the size of Jeff Passan and 4x the size of Tim Kurkjian? pic.twitter.com/SEdxFXoQdX
— Chris Vannini (@ChrisVannini) July 18, 2022
「正解」「おかしい」「マトリョーシカかよ」ユーザーの反応殺到
型破りな絵面にフォロワーも騒然!すぐさまこんなコメントが殺到した。この件に関するツイッターユーザーの反応は…
・正解。それで合ってる。
・キッズ席に座る大人かな?
・まるで「指輪物語」のガンダルフとホビットだ。
・そうだよ。その見解は間違ってない。
・この視点は誤っている。実際のバーマンはもっとでかい。
・いやおかしいだろ。
・バーマンってベーブルースに似てる。
・怪物並みのデカさやん。
・真っ先にフランケンシュタインが頭に浮かんだ。
・野生のクリス・バーマン種は全長最大2.5mまで育つというから…
・特大、中、小…ってマトリョーシカかよ!— MGoFish (@MGoFish) July 19, 2022
原因はレンズの歪み。同系の大統領写真も引き合いに
大喜利に沸くユーザーのかたわら、同様に脳がバグった例としてこんな写真も引き合いに出された。・この写真でこれ思い出した。
・これなー。いまだに俺の脳を混乱させるシーンだよ。
写真の中ではジミー・カーター元米大統領とその妻ロザリン夫人が中央のソファに座り、両サイドにジョー・バイデン米大統領とファーストレディのジル夫人がひざまずいている。Reminds me of this pic.twitter.com/4ex6WzSA32
— ANB (@andhankmarducas) July 18, 2022
この配置だと、かつてのホワイトハウスの元住人であるカーター夫妻がとても小柄に見え、現住人のバイデン夫妻がひどく大きく見える。
このように端にある被写体ほど実際より大きく写る現象は、スマホ撮影でもあるあるなレンズの歪み現象だが、今回のように左端のバーマン氏だけがおそろしく巨大になる絵面はユーザーにとっても斬新だったもよう。
また一方では、注意深いユーザーがバーマン氏の大きさの目安になる(?)次なる発見をシェア。それが事実なら「進撃の巨人」レベルである。
バーマンの腕の上で作業する小さな人間もまた成人のようだが
There an entire full grown human working on Berman’s arm pic.twitter.com/E8IjpYZXnw
— Uncle Clancy (@uncle_clancy) July 19, 2022
バーマン氏はリアル高身長。3人の間に身長差あり
で実際のところどうよって?メディアによると、バーマン氏の身長は約196cmとリアルに高身長。
そして隣のパッサン氏は 175cm、クルクジャン氏は165cmほどだそう。実際3人に身長差はあるわけだけど今回は歪みのせいでその差が顕著になったもよう。
てことで今回のシーンもまた光学的トリックによる極端な錯視の類だが、それを踏まえた上でもかなり面白いビジュアルと盛り上がったみたいだよ。
References:indy100など /written by D/ edited by parumo