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不穏な言葉…『ONE PIECE FILM RED』シャンクスの娘・ウタ、Ado楽曲の歌詞は伏線なのか?

numan

8月6日(土)より公開の劇場版『ONE PIECE(ワンピース) FILM RED』今回はシャンクスの娘・ウタの登場、Adoさんと豪華アーティストがコラボした主題歌・劇中歌に多くの注目が集まっています。そんなウタが抱えている葛藤、彼女が歌う理由とは……予告映像やコラボ楽曲の意味深なワードから読み解いていきます。

2022年8月6日(土)より、『ONE PIECE』の劇場版最新作となる『ONE PIECE FILM RED』が公開されます。
今回の映画のポイントはなんといってもシャンクスの娘・歌姫ウタの存在。

シャンクスの娘、そしてルフィと幼なじみだということに「夢女子設定……!?」とファンに衝撃が走ったのはもちろんですが、キュートなビジュアルや、有名アーティストとのコラボ楽曲を歌唱担当のAdoさんが圧倒的歌唱力で歌い上げるなど、ウタ自身の魅力にも早くも注目が集まっています。
CD『ウタの歌 ONE PIECE FILM RED』初回限定盤 画像
via CD『ウタの歌 ONE PIECE FILM RED』初回限定盤 より
そんなウタですが、“たくさんのファンを魅了する歌姫”にはとどまらない一面がありそう。 
ウタが抱える秘密とは? 彼女が歌う理由とは? 映画の公開前に、予告映像やコラボ楽曲の意味深なセリフや歌詞を探っていきます。

“牢獄”をもたらす歌声とは…予告映像に頻出する意味深な言葉

まず着目したいのは、これまでに公開された3つの予告映像。
それぞれに「ん?」と引っかかるような言葉やセリフが登場するのです。
<超特報ティザームービーより>
・その歌声がもたらすのは、永遠の幸せか、無限の牢獄か
『ONE PIECE FILM RED』超特報 Teaser Trailer/2022年8月6日(土)公開
via www.youtube.com

<特報ティザートレーラーより>
・その“歌声”が──全世界を変える
・ルフィ(激高して)「娘がこんなことやってるのにシャンクスが黙ってるわけねェだろ!!!」
(直後ウタは涙を流している)
・シャンクス「なァ ウタ、この世界に平和や平等なんてものは存在しない」
<予告トレーラーより>
ウタ「あたしがみんなが幸せになる新時代を作ってあげる」
(直後、ウタは悲しい表情)
ウタ「あたしの歌があれば、みんなが平和で幸せになれる」
『ONE PIECE FILM RED』予告 Trailer /8月6日(土)公開
via www.youtube.com

牢獄、全世界を変える、娘が“こんなこと”やってるのに……。
可愛らしいウタの姿や楽しげなフェスの雰囲気とは裏腹に、なんだか不穏な言葉が並びます。

ルフィの怒り方を見ても、ただごとではない何かが起きているのは間違いありません。

逃げる、恨み…不穏な言葉が並ぶコラボ楽曲の歌詞

続いて、主題歌・劇中歌にも着目。ウタの歌唱パートを担当するAdoさんが歌う楽曲として、田中ヤスタカさんが手がける主題歌「新時代」をはじめ、Mrs. GREEN APPLEさんが手がける「私は最強」、Vaundyさんが手がける「逆光」など全7曲の劇中歌が順次公開されています。

これまでに公開された3曲の歌詞にも、ウタの身に起きていることを示唆するかのような意味深な歌詞が隠れているのです。
<新時代/Ado(田中ヤスタカ)>
印象的なのは「やなものなんて消して」「終わりが来ないように」「信じたいわ」などのフレーズ。
アップテンポでノリのいい曲調とは裏腹に、平和を守ろうとするウタの切なる願いがこめられたようなリリックになっています。また「夢を見せるよ」「みんなで逃げようよ」など、現実逃避感が感じられるのも気になるところ。
【Ado】新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)
via www.youtube.com

<私は最強/Ado(Mrs. GREEN APPLE)>
「私の夢は みんなの願い」「大丈夫よ 私は最強」「無理はちょっとしてでも」というフレーズに注目。
ウタはみんなの期待に応えるため、みんなの幸せのため、自分を奮い立たせて無理をしてでも歌い続けている……「私の思いは皆んなには重い?」というフレーズからも、そんな背景が見えてくるよう。

また、「その温もりで私は最強」「最愛の日々 忘れぬ誓い」というリリックは、幼い頃シャンクスと過ごした楽しかった日々の記憶を大切に胸にしまっているのではないかと想像を膨らませることができます。
【Ado】私は最強 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)
via www.youtube.com

<逆光/Ado(Vaundy)>
「散々な思い出は悲しみを穿つほど」「やるせない恨み」「悪党ぶっ飛ばして」などドキッとするような言葉が並びます。これまでの爽やかさがある2曲とは打って変わって、内に秘めた激しい感情をぶちまけるような楽曲。他にも「傷む孤独」「怒り」といった強い言葉が登場し、ウタには壮絶な過去があることを予感させます。

そして頻出する「赤」はきっとシャンクスのこと。「愛ある罰」もシャンクス絡みでしょうか。
【Ado】逆光(ウタ from ONE PIECE FILM RED)
via www.youtube.com

ポスタービジュアルでは、大海賊の父を持ちながらルフィに「ねぇルフィ、海賊やめなよ」と 語りかけているウタ。シャンクスとの間に何か確執がある可能性も見えてくるような気がします。

そうなると「アイツ」が誰のことを指しているのかも気になりますね。いかにもなビジュアルのゴードン(CV.津田健次郎)が怪しそう……?

ウタが背負うものとは…

さて、ここまで意味ありげなフレーズやセリフの数々を挙げてきましたが、「あたしの歌があれば、みんなが平和で幸せになれる」といったセリフにもあるように、ウタが歌い続けるのはみんなのためなのだろうということが見えてきます。
また、原作者の尾田栄一郎先生はウタについて「面白い現象が起きてます。映画製作スタッフ全員ウタちゃんが大好き♡︎笑 こんなことある?笑(中略)皆さんも同じ気持ちになるのは間違いないです!!」と語っています。
これはもしかしたらウタの歌には、辛いことを忘れて幸せな気持ちになれるようなチカラがあることを示す、ちょっとした伏線でもあるのかもしれません。

これを受けて改めて上記の言葉たちを振り返ると、「新時代」の「目をつぶりみんなで逃げようよ」 「夢を見せるよ」の歌詞も、ウタが歌い続けている間はいっときの平穏が訪れることを表しているように感じさせます。
CD『ウタの歌 ONE PIECE FILM RED 』通常盤 画像
via CD『ウタの歌 ONE PIECE FILM RED 』通常盤 より
あれだけの歌唱力があり、七色の声とずば抜けた表現力で私たちを魅了するウタですから、きっと歌うことが大好きなことには間違いないでしょう。
しかし、現状ではその音楽センス・能力を、「みんなの幸せ」を弱みとして握られたまま利用されているかのような印象を受けます。

ウタは今、辛くてもみんなの期待に応えたい、かりそめでもみんなが平和に暮らせるなら私が歌い続けるしかない、とそんな状況にきっと苦しんでいるのかもしれません。
ルフィがそれを知れば、「娘がこんなことやってるのにシャンクスが黙ってるわけねェだろ!!!」声を荒らげるのも頷けますよね。

ウタとシャンクス、そして“あの人物”にも注目?

では、ウタを苦しめているのは誰なのか……それがきっと、ゴードンなのではないでしょうか。
もしもウタとシャンクスの関係にひずみが生じているのなら、その原因にはゴードンが絡んでいる可能性も大きいはず。
ここまではあくまで妄想の範囲内ですが、いろいろな背景ストーリーを想像させる魅力的なキャラクター、ウタ。
シャンクスとの関係性、ルフィと過ごした幼少期、思わず口ずさんでしまう楽曲の数々も楽しみつつ、彼女のパーソナルな部分にも注目です!

(執筆:まりも)
『ONE PIECE FILM RED』特報 Teaser Trailer 2/8月6日(土)公開
via www.youtube.com
■シャンクスに娘が!?『ONE PIECE FILM RED』特報、衝撃発言に波紋「血縁あるの?」「マキノの子は…」
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■怒涛の1000話!『ONE PIECE』新作映画はシャンクスの過去解明か?ルフィ達の特別演出にも感極まる…
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『ONE PIECE FILM RED』作品情報

公開日:2022年8月6日(土)

スタッフ:
原作・総合プロデューサー:尾田栄一郎(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:谷口悟朗 
脚本:黒岩勉 
音楽:中田ヤスタカ 
キャラクターデザイン・総作画監督:佐藤雅将 
美術監督・美術設定:加藤浩
色彩設計:横山さよ子 
CGディレクター:川崎健太郎 
撮影監督:江間常高 
製作担当:吉田智哉

キャスト:
田中真弓 中井和哉 岡村明美 山口勝平 平田広明 大谷育江 山口由里子 矢尾一樹 チョー 宝亀克寿
名塚佳織 Ado 津田健次郎 池田秀一
山田裕貴 霜降り明星(粗品 せいや)

主題歌:
「新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」Ado (ユニバーサル ミュージック)

劇中歌 楽曲提供:
中田ヤスタカ Mrs. GREEN APPLE Vaundy FAKE TYPE. 澤野弘之 折坂悠太 秦 基博
配給:東映

ストーリー:
世界で最も愛されている歌手、ウタ。

素性を隠したまま発信するその歌声は”別次元”と評されていた。
そんな彼女が初めて公の前に姿を現すライブが開催される。
色めき立つ海賊たち、目を光らせる海軍、
そして何も知らずにただ彼女の歌声を楽しみにきた
ルフィ率いる麦わらの一味、
ありとあらゆるウタファンが会場を埋め尽くす中、
今まさに全世界待望の歌声が響き渡ろうとしていた。

物語は、彼女が”シャンクスの娘”という衝撃の事実から動き出すー。

「世界を歌で幸せにしたい」とただ願い、ステージに立つウタ。
ウタの過去を知る謎の人物・ゴードン、そして垣間見えるシャンクスの影。
音楽の島・エレジアで再会したルフィとウタの出会いは12年前のフーシャ村へと遡る。
 
   

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