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大学の要望に素早く応える。時には先回りをして余裕を持って準備をしておく。大手にはできない小回りがきく対応で顧客をつかむ株式会社コムネット

マガジンサミット

福岡市で主に大学向けにシステム開発やサーバ構築を手掛けている株式会社コムネットの代表取締役である大島鉄也さん。自社商品の特色やその商品のPR方法などについてお話を伺った。

創業31年目の老舗の二代目である大島氏。新卒から株式会社コムネットに入り、2017年に前代表から会社を引き継ぐ形で大島氏が代表取締役に就任した。

株式会社コムネットは大学でパソコンに入る時のIDとPWを入力する際に使う統合アカウント管理システム「アカウントマスターfor LDAP」を提供している。他社にも同じようなシステムがあるものの、差別化や自社の特徴は自分たちの大学への対応だと話す。何かあればすぐにフィードバック、提供している大学の要望に柔軟に対応できている部分が大きい。

大手にも同様のシステムはあるものの、痒いところに手が届いていない部分もあり、他にいいものはないかと、大学側が新たなシステムを探した時に自分たちの商品がヒットすることが多々あると話す。 少人数の会社のため「こうゆうものが欲しい」と言われた時に小回りが聞いてすぐに対応できる。もし自分たちができないと判断したら、他者に譲るようにしていると大島氏は語る。

それが利益にならなくても繋ぐことで相談したらなんとかしてくれるという信頼に繋がるからだ。 大学の契約更新は4年や6年ごとが通常。その場合、切替前に先回りしてその時のニーズをしっかりヒヤリングするようにしている。そうすると余裕を持って準備ができ、お客様の満足度の高い商品にアップデートされて継続契約が取れる可能性が高い。もしくは提案ベースに他の大学で実績を積んだ商品を持っていくようにしている。

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大学は横の繋がりも強く、自分たちの商品がよければ紹介してもらうことも多い。そのため実績が一番の広告に繋がる。コロナによって導入納期が1年伸びてしまったところもあり、多少なりとも影響は受けている。しかし、信頼や対応力もあり、様々な大学から契約をもらえていると現状を教えてくれた。

今後もサービス形態は時代によって変わっていく可能性はある。今はパソコンでのアカウント管理がメインだが、スマホなどに変わっていく可能性も高い。時代にマッチした形でユーザーの満足度を優先してこれからもサービスを提供したいと大島氏は語る。

 
   

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