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日本のふりかけ・梨・あんぽ柿がぞくぞくと海外へ!

マガジンサミット

ふりかけや梨、あんぽ柿と、日本が誇る食文化や名産物がぞくぞくと海外に展開されています。海外の人たちには受け入れられるのでしょうか? どんな国に展開されているのか、食品の特徴をご紹介します。

■日本のアノ食品が海外に! 3つの食品が海外で広がる

1.ユーグレナ入り栄養満点ふりかけがバングラデシュで発売

ユーグレナ入りふりかけ「Rice Bondhu (ライス ボンドゥ)」

日本では、ご飯にかけて何気なく食べているふりかけ。ふりかけは日本文化のひとつにもなりつつあります。そんなふりかけが、バングラデシュで販売スタートしました。手がけるのは株式会社ユーグレナ。発売したのは、藻の一種である石垣島ユーグレナ入りの栄養豊富なふりかけ「Rice Bondhu(ライス ボンドゥ)」です。

バングラデシュで圧倒的な販売ルートをもつBombay Sweet s & Co. Ltd.(ボンベイ社)と共に、世界各国の文化・味覚・食品規格に合わせて開発から製造販売に至るまで一貫して行っているシンガポールのN.P. Foods Singaporeの全面的な協力のもと共同開発。これは、バングラデシュにおける社会問題の解決と、収益化による持続可能性を両立させたソーシャルビジネスを目指すものだといいます。

ところで、なぜふりかけ文化のないバングラデシュで販売開始したのでしょうか。実はバングラデシュは世界で最もコメの消費量が多く、炭水化物以外の栄養素不足が社会問題の一つとなっているのだそう。ユーグレナ社は、栄養豊富なユーグレナを摂取できるふりかけを、バングラデシュ国民が日常的に食しているご飯と一緒に食べるという文化が広がっていけば、栄養問題の直接的な解決につながると考えたそうです。

商品名の「Rice Bondhu」は、現地の言葉で「ごはんの友」という意味。味は、現地の人が好むスパイスとお肉の炊き込みご飯のような料理「ビリヤニ」味なので、美味しく食べてくれそうですね。

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将来的には、1日100万人に販売することを目標としてるそう。美味しく食べてもらうことで、日本のふりかけ文化と共に、その栄養問題への解決の思いが広がっていってほしいですね。

2.栃木県産 梨「にっこり」が東南アジアで好評

栃木県の名産物として知られるオリジナル品種の梨「にっこり」。販路拡大のために、海外への輸出も行われています。

にっこりは、大玉で食味が良く、貯蔵性が良い梨。その商品性や貯蔵性の高さなどの特長を活かし、各国の輸入規制に沿って、新たな販路拡大に向けた取り組みを進めています。

マレーシア・クラン朝市で販売される栃木県オリジナル品種の「にっこり」

にっこりの名の由来は、栃木県の観光地「日光」の「にっこ」と、中国語の梨「リー」を合わせたもの。さらに、「食べてにっこり、作ってにっこり」の想いも名前に込められているそう。

とにかく大きく、重さは1kg程度! 果肉は糖度が高く、シャリッとした食感とジューシーな味わいが特徴。収穫時期は10月中旬から11月中旬までですが、貯蔵性がよく、涼しいところで約2ヶ月間保存できるそうです。

近年、海外でのテストマーケティングを行ったり、海外のバイヤーを栃木県に招待し、産地を見てもらうなどの活動を行っているそう。現在、インドネシア、マレーシア、タイなどの東南アジアへ輸出されており、人気が高まりつつあるそうです。

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