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習慣化のプロが伝授する、運動習慣の“続かない”を“続く”にする方法

パラサポWEB

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コロナ禍で、家に引きこもりがちになったとき、運動不足にならないよう体を動かしたい………と思ったものの、それが習慣にならず諦めてしまった……という人は少なくないのでは? 飽きっぽいとか、長続きしないという性質はネガティブに受け取られるものの、“習慣化”がいかに難しいかはみんなが知っている。とはいえ健康維持のために運動をしたい人が、それを習慣づけるにはどうしたらいいのだろうか? 習慣化コンサルタントの古川武士氏にうかがった。

“習慣化”を阻むのは、実は脳 !?

習慣化コンサルタントの古川武士氏

5万人のビジネスパーソンの育成と、1000人を超える個人のコンサルティングの実績がある習慣化コンサルタントの古川武士氏は、「早起き」「運動」「片付け」を、人生にインパクトをもたらす習慣3種の神器と呼んでいる。この3つは誰もが習慣づけたいと思って挑戦するが、なかなか実現しないことの代表格と言って良いのではないだろうか。

「“習慣化”とは“自分が続けたいと思っていることを、意志や根性に頼らず、毎日のハミガキのように楽々続く状態に導くこと”です。つまり好き嫌いにかかわらず「無意識の自動化状態」にすれば、習慣にできるということ。習慣は脳によって作られたプログラムなんですが、そもそも脳は良い習慣・悪い習慣を区別することはありません。ですから、運動でも、早起きでも、あるいはネガティブに捉えられる飲酒や喫煙でも一定以上繰り返せばそれを習慣としてシステム化してくれるのです」(古川氏、以下同)

一方で人間には、新しい変化に抵抗し、いつもどおりを維持しようとする傾向もある。どんなに環境が変化しようと平熱を保とうとする働き(ホメオスタシス)に象徴されるように、新しい習慣を身につけることを脅威に感じ、元のままでいようとする力、古川氏曰く「習慣引力」が働く。だから人は、何かを続けようと思っても、3日坊主になりやがて挫折…という悲しい結末を辿るのだそう。そんな習慣引力にあらがうにはどうしたらいいのだろうか。

「運動の習慣化についてまず言えるのは、人には大きく分けて運動が好きな人と嫌いな人がいるということです。好きな人は運動をすると気持ちいい、快感が得られると言って放っておいてもやります。でも苦手意識がある人は、そもそも動くことに抵抗があるので、やろうとするとものすごいエネルギーが必要になって、まるで楽しくない。この差は大きいと思います。まず、それを前提に考えた方が良いですね」

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「習慣引力」の観点から言えば、運動が心から楽しいと思えない人は少なからずこの引力に引っ張られてしまい、習慣化できないということだろう。

ハードルは低く、できることからベビーステップで始める

とはいえ、健康に生きるために必要なこととして、どんな分野の専門家でも挙げるのが「運動」だ。一生のテーマとも言えるだろう。そこで古川氏は運動を習慣化するポイントとして次の3つをあげた。

1.時間を見つける
2.自分に合ったもの(合ったスタイル)を見つける
3.ベビーステップ

「忙しい現代人にとって運動を習慣化する際にボトルネックになるのは、時間がないことではないでしょうか? 運動したい気持ちはあっても、時間が見つけられない、そんな時間があったら他のことに時間を使いたいと考えても不思議はありません。ですから、時間をどうやって見つけるかは重要です。次に、自分が取り組みやすいスタイルを見つけること。ジムに通うとか、ジョギング、ウォーキングをするとかだけが運動ではありません。YouTubeで楽しいダンス動画を見つけたら一緒に踊るのでも良いし、ただ歩いたり走ったりするのがつまらないと思うなら、夫婦で歩いても良いし、ラジオの語学講座でも聴きながら勉強との一石二鳥を狙うとかでも良いと思いますよ」

そして、何かをやりはじめたとき、最初の挫折となるのが、何ごとも完璧にやりたいという「完璧主義」。やろうと思ったけど時間がない、気が乗らない、急な残業が入った……やる気を削ぐ理由はそれこそ無限にある。少しでもそういったネガティブ要素があると、「完璧主義」タイプの人ほど、挫折しやすくなるという。

そんな習慣引力の力に対抗するのがベビーステップだ。

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