■選挙特番で一躍脚光を浴びた“こじるり無双”
さらに勢いはとどまることを知らず、‘17年には“こじるり無双”と脚光を浴びたこともあった。
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「グラビアでの活躍やバラエティ力で一躍トップスターとなった小島さんですが、新たな才能が注目を集めました。同年10月放送の『池上彰の総選挙ライブ』（テレビ東京系）では、衆院選を各開票センターからリポート。視聴者から『わかりやすい』『聞き取りやすい』との声が相次ぎ、伝える力は“局アナ以上”と評価されました。また、ノートにびっしりとメモを取るなど、熱心に取材する姿勢は池上彰さんも絶賛でした」（テレビ局関係者）
とはいえ栄枯盛衰激しい芸能界。そんな小島の力を持ってしても番組出演本数は徐々に減っていくことに。
ニホンモニターのランキングによると、‘16年の番組出演本数は年間413本で2位だったが、‘17年は291本で10位にランクダウン。‘18年には271本で9位とさらに出演本数が減り、ついに‘19年以降はトップ10から外れてしまった。
「テレビ界では旬のタレントを起用したい意向があるため、徐々にランクダウンしてしまうことはよくあることです。小島さんに照らし合わせてみると、‘17、‘18年は藤田ニコルさん（24）が頭角を現しました。さらに翌‘19年には“みちょぱ”こと池田美優さん（23）がブレイクするなど、ティーンから人気のあるモデル出身のタレントの台頭も目立ってきました。このような流れも関係しているでしょう」（前出・テレビ局関係者）
■「キングダム」作者との熱愛＆スピード破局
このようにランクダウンしていくなか、小島の活動に大きな打撃を与える出来事が。小島は‘20年7月に、人気漫画「キングダム」の作者・原泰久氏（47）との“お泊りデート”が報じられた。
「2人は‘19年1月に放送された『世界ふしぎ発見！』（TBS系）で出会いました。かねてより『キングダム』ファンを公言していた小島さんは、実写化映画のイベントにも呼ばれるほど。もともと原さんには妻と3人の子供がいましたが、原さんは‘20年3月に離婚を発表。そして、その4カ月後に小島さんとの交際が報じられ、小島さんはラジオで交際を認めたのです」（芸能関係者）
しかし、2人の交際は長くは続かなかった。‘21年6月に一部スポーツ紙が破局を報じたのだ。
「原さんは福岡を拠点としていたため、小島さんとは遠距離恋愛でした。別れた原因はコロナ禍でのすれ違いと、19歳もの年の差による価値観の違いだと報じられました。
一方で原さんが前妻と離婚した時期と、小島さんとの交際が報じられた時期が近かったため、“略奪愛だったのでは？”との疑惑も浮上しました。原さんの実母は一部週刊誌の取材に“略奪”を否定しましたが、小島さんのイメージに傷がついてしまいました。小島さんは『仕事を頑張ります』と切り替えていましたが……」（前出・芸能関係者）
■相次ぐレギュラー終了、中国進出宣言も
人気漫画家との恋に終止符を打ち心機一転した小島だが、その後の活動は順風満帆とはいかなかった。
今年3月、小島は4年間ナビゲーターを務めた「サイエンスZERO」（NHK Eテレ）を卒業し、6年間続いた「さまぁ〜ず三村マサカズと小島瑠璃子の『みむこじラジオ！』」（ニッポン放送）も同時期に終了。現在、公式サイトに掲載されている小島のレギュラー番組は「サタデープラス」、「プレミアの巣窟」（フジテレビ系）、「いいこと、聴いた」（TOKYO FM）の3本だ。
「現在、6社のCM契約はありますが、原さんとの破局が報じられてからは相次いでレギュラーが終了。さらに、小島さんを新たに起用する動きもありません。全盛期は1年で429本ものテレビ出演数を誇っていましたが、昨年はレギュラー番組と単発出演を合わせると約150本程度です。
間もなく『キングダム』実写化映画の続編も公開されますが、さすがに関連イベント等に呼べるような雰囲気ではないと聞いています。7月10日に行われる参院選では、当日に『池上彰の総選挙ライブ』が放送されますが、ここにも招かれていません。かつての“こじるり無双”は、過去の栄光になりつつあるようです」（別のテレビ局関係者）
日本での活動が縮小しつつある小島だが、中国進出を視野に入れているという。
‘21年9月に出演した「ダウンタウンDX」（読売テレビ）では、“週に1回中国語レッスンを受けている”と明かしていた。また今年1月にも「みむこじラジオ！」で、「私、小島瑠璃子、数年後、中国で仕事が出来る土台を作ります」と宣言。さらに「歌手活動をやっぱりあきらめきれていない」と吐露する一幕もあった。
しかし、その夢を叶えるにはハードルが高いようだ。
「小島さんは‘19年11月にWeiboを始めるなど、以前から中国に熱視線を送っており、原さんと破局してからは中国進出に関する発言も増えています。しかし、今のところ具体的な中国進出の話は聞こえてきません」（前出・別のテレビ局関係者）
こじるりが思い描く中国進出は、果たしてーー。
