7月10日の対ソフトバンク戦では、清宮は6回に適時二塁打を打ち2点めを挙げた(写真・時事通信)
7月9日、日本ハムの清宮幸太郎内野手が、2試合ぶりとなる11号本塁打を放った。敵地・PayPayドームでのソフトバンク戦。1点リードの7回表、右翼スタンドにソロを放り込んだ。
3-2と、日ハムの1点リードで迎えた7回、2死・走者なし。2ボール2ストライクと追い込まれてからの5球め。ソフトバンク3番手の武田が投じた、151km/hの低めの真っすぐを捉えると、打球は右翼スタンドへと飛び込んだ。今季、清宮が放った11本塁打はすべてソロ本塁打だ。
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「この日の本塁打は、リードを広げる貴重な1本でしたが、今期の本塁打のほとんどが、勝敗にあまり影響がない場面。2死無走者など、相手バッテリーが警戒していない状況でのものです。7月9日の時点で、得点圏打率は1割6分9厘、打点はまだ22ですからね。
2022年は、新庄監督が開幕からずっと一軍で使っていますが、緊迫するシーンでは、まだまだ緊張する面もあるのでしょう」(スポーツ紙記者)