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2セットダウンしたジョコビッチがトイレットブレーク後に復活。「2つの違う種類の試合だった」<SMASH>

THE DIGEST

2セットダウンしたジョコビッチがトイレットブレーク後に復活。「2つの違う種類の試合だった」<SMASH>

 大会4連覇を狙うノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界3位)が2セットダウンから挽回できた鍵は、トイレットブレークだった。

 テニス四大大会「ウインブルドン」は現地7月5日に男子シングルス準々決勝を行ない、第1シードのジョコビッチは、20歳の期待の若手ヤニック・シナー(イタリア/13位)の挑戦を受け、5-7、2-6、6-3、6-2、6-2のフルセットで準決勝進出を決めた。
 
 シナーは4回戦で“次期王者対決”と注目を浴びた19歳のカルロス・アルカラスとの試合を勝ち、ジョコビッチへの挑戦権を手に入れていた。フラット系の伸びのあるショットは芝のサーフェスにマッチしているように見える。しかし、ウインブルドン出場は2回目でサーフェスに慣れているとは言いがたく、本人も大会前は「あまり自分には期待していなかった」と言う。

 試合が始まってみると、2セットを先取したのはシナーの方だった。ジョコビッチはミスが目立ち、「ラリーで粘れなかった。受け身になりすぎていた。第1セット後半からサービスもうまくいかず、彼は僕のサービスを読んでアタックしてきた。完全にディフェンスモードに入っていた」と振り返る。
  2セットを奪われ後がなくなったタイミングでトイレットブレークを取る。そこで行なったことは、鏡に映る自分に向かっての「叱咤激励」だった。

「ネガティブになったり、落ち込んだ時、正しい肯定的な言葉を見つけて、自分に言い聞かせて浮上させようとする。これは効果的なんだ」と言う通り、第3セット以降のジョコビッチはまるで別人のようになる。鉄壁のプレーがよみがえり、先にブレークに成功。余裕さえ見えるプレーで逆転を果たした。

 試合後のオンコートインタビューで、トイレットブレークで流れが変わったことを明かしたジョコビッチは、「(第3セットでブレークした前と後では)全く違う2つの試合のようだった」とうれしそうに語った。

 ジョコビッチは昨年の全仏オープン決勝戦でも、当時22歳のステファノス・チチパスが2セットアップした時に、トイレットブレークを取り逆転に成功している。これが35歳のベテランの経験による強さということだろう。ピンチを切り抜けた昨年の優勝者は、準決勝で母国の期待を背負う第9シードのキャメロン・ノリー(イギリス/12位)と対戦する。

構成●スマッシュ編集部

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