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マカロニえんぴつ「たましいの居場所」の歌詞の意味は?「風になるためのうた」の解釈

UtaTen

マカロニえんぴつがEP「たましいの居場所」をリリース!


マカロニえんぴつが2022年6月22日にメジャー2nd EP『たましいの居場所』をリリースしました。

▲マカロニえんぴつ – 『たましいの居場所』【OfficialMusicVideo】

EPにはアニメ『サマータイムレンダ』のオープニングテーマとして話題の『星が泳ぐ』をはじめ、合計4曲が収録されています。

そんなEPの表題曲であり、日産「SAKURA」のCMソングに起用されているのが、今回取り上げる『たましいの居場所』です。

CMのために書き下ろされたという、『たましいの居場所』の歌詞の意味を考察していきましょう。



楽曲はサビから始まり、この曲は「風になるためのうた」だと歌われています。

「風」と言うと、遠くへも自由気ままに飛んでいくような光景がイメージできそうですね。

『たましいの居場所』は車のCMソングで、車に乗ってどこか遠くへ出かける様子とも重なりそうです。

やってくる未来を受け入れることに対して、「そりゃないよなぁ」と漏らす主人公。

「風」のワードを踏まえると、冒頭の歌詞は目の前の現実をただ受け入れていくのではなく、自分の行きたい方向へ自由に進めばいいというメッセージに解釈できそうです。

「アクセル」「充電」…歌詞にはCMにちなんだ言葉も





毎日仕事をする中で、ふと「なぜ自分は働いているんだろう」と思う場面もあるのではないでしょうか。

もちろん生活費を稼ぐためという意味もありますが、掘り下げていけば「マイホームを手に入れるため」「好きなアーティストのライブに行くため」など、何らかの願いを叶えるために働いているとも言えるかもしれません。

「浪漫」の言葉には「心の赴くままに任せる」や「夢や憧れ」などの意味があります。

私たちは理想の未来を手に入れるために働いているのだと伝えているように思えますね。



「アクセル」や「充電」などの言葉は、CMソングである電気自動車「SAKURA」をイメージして取り入れられたものかと思われます。

一方で、休日に好きなものに触れて「充電」して、平日に「アクセル」を踏み込むように懸命に働く私たちの姿も、車と同じように思えるかもしれませんね。

後半の「帰ろう(マイホーム)心が向かう方に」の歌詞は、冒頭の歌詞同様に「自分のやりたいことをやればいい」という意味に捉えられそうです。



「傷みや悲しみを乗り越えて前に進むべき」だと伝えている歌は多くあるでしょう。

しかし、人間なら誰しも、できることなら傷つくのを避けたいと考えてしまうのが普通かもしれません。

『たましいの居場所』のサビは、できれば傷つかずに生きていきたい私たちの本音を代弁しているようにも思えます。

後半に登場する「旅人」は、たまに泣きたくなるぐらい傷つきながらも、毎日懸命に生きる私たちを示しているのでしょう。

遠くへ連れて行ってくれる「風」を待つ様子は、いつか理想の未来がやってくるという希望を表しているようにも思えます。

もっと気楽に生きていい





歌詞に登場する「ラヴェル」は、『ボレロ』や『亡き王女のためのパヴァーヌ』などで知られるフランスの作曲家。

「レコード」が登場する点からも、主人公が音楽好きなのが読み取れます。

続く「ボンネット」も車に関するワードですが、歌詞が「思い出」と続くのを踏まえると、大切な人と車で出かけた時のことを主人公が振り返っているようにも思えますね。



そんな過去の楽しい出来事を思い出せば、たとえ仕事で嫌なことがあったとしても、なんとか頑張れるものではないでしょうか。

ラストサビでは、1つ前のサビの「泣きたくないのに また涙が、また。」に対して、「泣いてもいいんだぜ」と歌われているのが印象的です。

無理に強がったり我慢したりせず、ありのままの自分で生きて行けばいいというメッセージが込められているのかもしれません。

重さの軽い種は、風に乗ってどこまでも遠くに飛んで行けるでしょう。

楽曲『たましいの居場所』では、あまり物事を重く捉えすぎず、もっと気楽に生きていいと私たちに伝えてくれているように思います。

実はマカロニえんぴつ自身の歌?


マカロニえんぴつ『たましいの居場所』の歌詞の意味を考察しました。

タイアップである車関連のワードを歌詞にちりばめつつ、辛いときにそっと寄り添ってくれるようなエールソングに仕上がっています。

なお、歌詞には「ラヴェル」や「レコード」など音楽関係の言葉も登場していましたが、ラストサビにはマカロニえんぴつ自身について歌っているような部分があります。



マカロニえんぴつは2012年に結成し、2022年で結成10周年を迎えるバンド。

もしかしたら『たましいの居場所』は、10年目の自分たちから過去の自分たちへ向けた楽曲でもあるのかもしれません。

1つの節目を迎え、ますます飛躍していくマカロニえんぴつのニューEPをぜひチェックしてみてくださいね!
 
   

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