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感染した妊婦が自宅で出産させられ子は死亡…残念過ぎる日本のコロナ対応

幻冬舎ゴールドライフオンライン

※本記事は、松本繁治氏の書籍『壊れたニッポンを治す為の21の処方箋』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。

コロナ禍における日本の対応の不思議

コロナウイルスの流行が始まってから、人によって考え方・思考回路に大きな違いがある事に驚かされる様になってきた。このウイルスに対して楽観的な人、悲観的な人、論理的に議論できる人、感情的な会話しかできない、等々。

この現象は世界的に起こっている訳だが、日本のそれは海外とはかなり違いが有り、論理的な議論が少なく、近視眼的な議論が多い様に思える。それから大変感情的である。そして一番大きな違いとして、人生、または人の〝生〟や〝死〟に対する考え方に大きな違いがある様に見える。

そしてこのコロナ渦の対応を客観的に見ると、日本が抱えている問題を凝縮している様に見える。一つの例として欧米の先進国との比較において、日本で発表されている感染者数や死亡者数が欧米諸国よりも一桁または二桁も少ないのに、日本では大変悲観的に論じる人が多い。

そして医療体制の作り方にも大きな違いがある。日本の医療現場では、コロナウイルス対策に特別な対応は殆ど取っていないにも拘わらず、医療崩壊を連呼しているダケである。そして第5波では沢山の患者に自宅療養を強要し、不幸にも自宅で亡くなった人が沢山出てしまった。

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そして8月には、ウイルスに感染した妊婦が早産の際に受け入れてくれる病院が見つからず、自宅で出産したが、生まれた子供が亡くなったとの痛ましい事故が起きた。また一般の国民向けのワクチン接種が始まった後になってからも、世界との議論の違いが鮮明である。

海外では接種が進めばレストラン等での会食を解禁してきているのに、日本では接種率が4割を超えてからも、接種済の人達の会食に対して非難をしている。では何のためにワクチンを接種しているのか不思議である。

一説にはまだワクチンを接種していない人からの嫉妬心から非難しているとの話もあるが、非難する人達の考え方には疑問を感じざるを得ない。医療経営者及び厚労省がコロナ患者向けの病床を増やすつもりが無いため、感染の抑制のみを盛んに訴えている。

但し、抑制を訴えると云っても、密を避ける事と人流を少なくする事のみを言っている。ウイルスが流行りだしてから1年半以上も経つのに、具体的な対処方法が公表される様子が無い。

コロナウイルスの発生当初は、ウイルスがどの様に人に感染していくかの経路の説明や、どの様に注意すべきかの説明が沢山有った。蛍光塗料を塗った粒子をウイルスに見立て、至る所にウイルスが付着する事を説明して注意を喚起していた。

しかし今はただ単に「お酒の提供を止めろ」とか「密を避けろ」とかしか言われていない。具体的で論理的な説明がなされていないので、夜8時以降に店を閉めなければならない事に納得できない店舗も多くある。

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