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森永卓郎が提唱「3K不安」解消でつかむ“幸福な老後”(2)家庭菜園で金と体が改善

アサ芸Biz

「トカイナカ」とは森永氏の造語で、都会と田舎の中間に位置する郊外のこと。森永氏はコロナ禍の2年間、自宅のある埼玉県所沢市で「トカイナカ」生活を実践。自説の検証をしてみたという。すると‥‥。

「所沢に家を建てたのは30年以上前のことなのですが、コロナ前までは週末しか住んでいませんでした。平日は都内の事務所で暮らす2重生活を送っていたのですが、コロナを機に、事務所に行くことを原則やめて、所沢にいるようにしました。その結果、私の提唱が間違っていなかったことがわかりました。

 第一に、トカイナカにいてもそれまで通りの仕事ができました。パソコンがあればオンラインで会議や打ち合わせは可能ですから。

 さらに、自宅付近に畑を借りて自分で野菜作りを始めました。トマト、キュウリ、ナス、ピーマンなど20種類以上、スーパーにあるような物はほとんど作っています。同じように野菜作りをしている人が周囲に10人くらいいらっしゃるので、自分が作っていない野菜は物々交換で手に入れています。ビニールハウスの設備を持っていないので1〜3月は作れませんが、それ以外の時期は野菜を買う必要がなく、食費の節約にもなっています」

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 地代に関しては、それほど心配はいらないという。農地の賃料は1反(991.74平方メートル)あたり年間5000円が相場。自治体によっては無料で借りることもできるという。さらに、家も所沢なら東京中心部の10分の1程度の値段で購入できるという。

「我が家のように市内の端っこなら100分の1くらいになるので、お金はほとんどかかりません。我が家は築30年のボロ家(笑)のためできないのですが、周囲の比較的新しい家に住んでいる人たちは太陽光パネルを設置しています。容量にもよりますが、補助金なしでも10年で設置費の元が取れる。そうなれば電気代もかからなくなります。

 トカイナカではなく、もっと田舎での暮らしを考えているなら、少なくとも50代までに実行したほうがいいと思います。若いうちなら柔軟性が高く、田舎特有の地域社会に溶け込むのも容易だからです。いきなり移住しなくても、多くの自治体が実施している『お試し移住制度』を利用して、地域との相性を見る手もあります」

 生活費の大半を占める家賃や住宅ローンを見直すことが、経済面での不安を解消する一番の特効薬のようだ。

*森永卓郎が提唱「3K不安」解消でつかむ“幸福な老後”(3)に続く

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