多くの健康本やダイエット本には、「食事は3食きちんと食べること」と書かれています。それが間違いということではないのですが、これを徹底するあまり、あまりお腹が空すいていないのに、「時間になったから」という理由で食事をとっていることはありませんか? 実はこれ、決して体にいいことではありません。
免疫細胞である白血球は、満腹状態では活発に動きません。逆に、空腹時ほどパワーアップします。
白血球は、体内に入った異物を食べて攻撃するのですが、満腹状態で血糖値が上がっていると、その能力は通常の半分ほどに落ち、結果として免疫力も低下するのです。
日常の生活の中では、朝食や昼食を食べる時間が決められていることも多いでしょう。そんなときには、食べる量を調整して、食べすぎにはならないよう心がけてください。時間より、自分の体の状態に目を向けることが大切です。
例えば、動物はどうでしょう。普段から、お腹が空かなければごはんは食べないですし、病気になったときなどは、じっとして何も食べなくなります。
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これは、空腹によって自然治癒力を作り出し、免疫力を上げようとしているのです。人間も、動物と同じように、お腹が空いたら食べるようにすることが一番で、それ以外のときに無理に食べる必要はありません。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 免疫力の話』
『免疫力の話』はこんな人におすすめ!・ウイルスに負けない健康的な体作りをしたい
・免疫力とはそもそも何なのか知りたい
・手軽に免疫力を上げる方法が知りたい
・免疫力を高めるのに効果的な食事が知りたい
以上の方には「図解 免疫力の話」は大変おすすめな本です。
私たちの生活に大きな影響を与えた新型コロナウィルス。
外出の際はマスクを着用し、帰宅した際には手洗いをすることが当たり前の世の中になりました。そんな中で、自分自身の「免疫力」を上げ、ウイルスに負けない体を作り、健康的に日々を過ごしたいと考えている人がとても増えています。
本書では、今後も私たちが考えていかなくてはならない『免疫力』について、徹底的に解説します。誰しもが知っておきたい「免疫力の基本知識」から、「免疫力を上げる簡単な方法」まで、すぐに使えてためになる実用的な情報を、免疫力に詳しい医者の石原新菜先生が紹介します。
現代人はどんどん「免疫力」が低下している!?