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「この映画で、“人間エルヴィス・プレスリー”と出会ってください。そして、彼の素晴らしいステージを目撃してください」オースティン・バトラー 映画『エルヴィス』【インタビュー】

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 伝説の歌手エルヴィス・プレスリーの人生を、バズ・ラーマン監督が映画化した『エルヴィス』が7月1日から公開される。本作で、プレスリー役を見事に演じたオースティン・バトラーが初来日し、プレスリーや映画について熱く語った。

-まず、今回プレスリー役に決まるまでの経緯と、役に決まったときの心境を聞かせてください。

 最初に、自分が「アンチェインド・メロディ」を歌っている映像をバズ・ラーマン監督に送りました。それはとてもパーソナルなものでした。それを見た監督からニューヨークに呼ばれました。初めて会ったときに3時間話をしました。翌日、監督が「脚本を読んでみないか」と言ってくれましたが、それは正式なオーディションではなく、2人でコラボレーションできるかどうかを探るような感じでした。それから、その作業が5カ月間続きました。

 その後、スタジオ側に正式にオーケーをもらわなければならなかったので、スクリーンテストをしました。1週間後に監督から決定の連絡が来て、映画の中の(プレスリーのマネジャーの)パーカー大佐(トム・ハンクス)のせりふである「ミスター・プレスリー、飛ぶ準備はできているかい」と言われました。最高の瞬間でした。ただ、スリルと同時にすごく責任も感じたので、すぐに準備に取り掛からなければと思いました。

-実際に演じてみてどう感じましたか。

 それを話すととても長くなります。どこから話せばいいのか(笑)。最初から、この映画に参加することで、自分はこれまでとは全く違う人間になるだろうとは思っていましたが、それがどんな意味を持つのかは分かりませんでした。ただ漠然と、自分では気付かないことを引き出してもらえたり、未知への挑戦を体験するのだろうとは思っていました。

 最終的には、恐怖心に対する自分の考え方が少し変わりました。僕もエルヴィスと同じなのですが、とてもシャイで、舞台に上がることに緊張してしまうタイプなんです。それに、今回エルヴィスを演じることの責任はとても重かったし、彼のレガシーもあるし、ファンの方やご家族もいます。でも、考えてみれば、エルヴィス自身も、“エ…

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