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DeNA・石田健大が粘投で連勝呼んだ「もっと良いピッチングをして信頼を勝ち取らないといけない」

ベースボールキング

DeNA・石田健大が粘投で連勝呼んだ「もっと良いピッチングをして信頼を勝ち取らないといけない」

◆ 三浦監督も評価「技術で我慢強く投げた」

 DeNAは2連勝でカード勝ち越し。長らく白星から遠ざかっていたDeNA・石田健大が、阪神打線を相手に6回途中2失点と粘投し、今季初登板の3月30日・中日戦以来となる白星を手にした。

 初回は牧秀悟の拙いプレーもあって先制を許し、逆転してもらった直後の2回には山本泰寛に同点ソロを浴びる立ち上がり。それでも粘りのピッチングで5回を投げきり勝利投手の権利を得ると、6イニング目も続投。最後はピンチを招いて降板する格好となったが、5回1/3(88球)を7安打2失点(自責点1)にまとめ、待望の今季2勝目(1敗)を掴んだ。

 試合後、ヒーローインタビューに応じた石田は「立ち上がりも失点し、なかなかうまくピッチングが出来ない中でも勝つことが出来たことは、僕自身も次に繋がる」と笑顔。「次はもっと長いイニングを投げられるように頑張りたい」と意気込んだ。お立ち台からスタンドを眺め、「こういう光景を見ると元気になります」と喜びを表現すると、スタンドからは大きな拍手が送られた。

 三浦大輔監督も「よく粘ったなと思います。点を取られた後、カーブも使いながら丁寧に投げていた。キレも良くなっていたし、両サイドへ丁寧に緩急を使いながら技術で我慢強く投げた」と石田の投球を評価。今後へ向けて「キッカケになる。こういう投球で打者を打ち取るんだということを掴んでほしい」と期待した。


◆ 前向きなマインドで反撃へ

 石田の本拠地登板は6月5日の楽天戦以来今季2度目。「久びさに緊張感があってちょっとフワッとしてしまったというのはありました」とインタビュー後には率直な心境も吐露した。

 自身の投球内容には「また初回から失点してしまいましたし、なかなか入りが上手く言ってない試合が多いなかで、2イニング目も点を取ってもらった後に失点してしまいました。反省点は前回から改善できていない」と辛めの自己評価。

 それでも、「チームが逆転してくれた流れを中盤から崩すことなく出来たことは一つ進歩なので、良いところ悪いところはありますけど、良いところは忘れずにやっていかないと気持ちの面で持たない。そういうところを大事にしながら、悪いところを修正していきたい」と前を向いた。

 決め球となっていたチェンジアップについては「いつもよりも抜けが良かった。こういうボールがあるだけでこんなに違うのかというのを久々に感じた」とし、「悪いときは何を投げていいのかわからないではないですけど、そういう状態になっていたんだなというのをマウンドの上で改めて感じたので、もっともっと余裕を持ってやっていいのかと思いました。自分の後ろ向きな気持ちでいることでプラスになっていることはチームにも自分的にもいいことはないので、今日はバッターに向かっていく気持ちを持って投げた結果。継続してやれたら」と手応えも口にした。

 6回途中での降板に「投げきりたい気持ちはありましたし、まだまだ代えられてしまう選手でいるというのは間違いない。中継ぎ陣に感謝の気持を持ちながら、申し訳ない気持ちを持ちながら、次はやり返さないと」と決意。

 久々にヒーローとして本拠地のお立ち台に上がり、「雰囲気を作ってくれるはファンの方々なので、すごく良い球場だと改めて思いました。もっともっと良いピッチングをして信頼を勝ち取らないといけない」と切れ長の目を光らせた。

 自らも苦しんだ憎き疫病にも「コロナがあったからチームが一つになって強くなるのかなと、逆に思います。プラスに考えないといけない」と話した石田。チームメイトの信頼が厚い“左腕兄弟の長男”はポジティブなマインドで反撃の狼煙を上げる。


取材・文・写真=萩原孝弘(はぎわら・たかひろ)


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