top_line

【 最新ニュースをアプリでサクサク読むなら! 】

バレーボール大国が敗戦後に明かした“龍神NIPPON”の強さ――。第4セットがスタートしてから「僕らより何かが上回っていた」

THE DIGEST

バレーボール大国が敗戦後に明かした“龍神NIPPON”の強さ――。第4セットがスタートしてから「僕らより何かが上回っていた」

 龍神NIPPONの強さに、バレーボール大国が兜を脱いだ。

【動画】日本代表が鮮やかな逆転劇! イタリア戦のマッチポイントをチェック

 日本時間6月24日に行なわれた国際バレーボール連盟(FIVB)主催の『ネーションズリーグ』第2週のフィリピンラウンドで、男子日本代表が強豪国イタリアを下す大金星を挙げた。

 主将の石川祐希が8シーズン目を迎える世界最高峰リーグ、セリエAを擁するイタリア。バレーボール大国の代表2名と監督が、日本代表との激闘を終えてインタビューに応えた。

 まず、落ち着いた口調で死闘を振り返ったのは、ヴェロバレー・モンツァに所属する身長201センチのミドルブロッカー、ジャンルーカ・ガラッシだ。

「厳しい試合になることは、分かっていた。日本は容易に点を取らせてくれない。とてもミスが少なく対戦する時には毎回苦戦を強いられる」

 先発フル出場した24歳は、試合前から日本代表を警戒していたという。「僕らイタリアに必要なのは、できる限りミスを抑えることだった。けれど、いくつかの場面でしかそれを実行できていなかった」と敗因を分析する。

 2セットを先行して勝利を確信していたはずのイタリアだが、この大会で技術とメンタルが着実にレベルアップしている日本代表のプレーには迷いがなかった。
「第4セットのスタートから僕らより何かが上回っていた」

 対戦相手の力強さをネットの向こう側で実感したガラッシは、「試合では、勝者と敗者が生まれる。今回は僕らが敗者だった」と敗北を潔く認めた。

 昨年にイタリアが成し遂げた欧州制覇と東京五輪で圧倒的な活躍を見せた若きアウトサイドヒッター、イタス・トレンティーノ所属のダニエレ・ラヴィアはこう振り返る。

「互角の戦いだった。僕らはレセプションがやや不十分だった。日本はサーブがとても良かった。リズムを持っていかれたら難しい展開になる。でも、僕らにも良いプレーがあった。特にブロックは本当に良い出来だった」

 22歳の若きホープの口調には、悔しさがにじんでいた。

 新型コロナウイルスの影響により、イタリア代表は第1週のカナダで陽性となったフェルディナンド・デ・ジョルジ監督に続き、同最終戦の指揮を執ったアシスタントコーチのマッシモ・カポネーリ氏も罹患。フィリピンラウンドは不参加となった。 この第2週で代理監督を務めるアシスタントコーチ兼アスレティックトレーナーの二コラ・ジョリト氏は、敗戦を余儀なくされた戦いについて、次のようにコメントしている。

「とてもヒートアップした試合だった。フルセットマッチではアップダウンが通例。(イタリアは)調子が上がらないことが多々あった。何よりも目立ったのは、ミスが集中したレセプションで50点近く失点したことだ。これでは試合に勝つことは難しい」

 エース14本を含む日本代表の攻撃的なサーブに対し、試合を通して苦戦したことが敗因と明かし、そのパフォーマンスに脱帽した。

 また、「我々の守備も決して悪くなかったが、日本の方がやや上回っていた」とも述べ、守備力でも対抗しきれなかったと吐露。そして、絶好調だった日本代表のサーブに再び言及した。
「突出した2人のサーバーに、重要な場面でうまく対応しきれなかった。ジャンプフロートを駆使する選手にも手を焼き敗戦を強いられた」

 この試合でエースを連発させたのが、石川祐希(6本)と西田有志(5本)。この2人を始めとする日本代表の効果的なサーブがとてつもない脅威だったことを認めた。

 主力が顔をそろえた強豪イタリア代表からもぎ取った大金星は、まさに龍神NIPPONが成長の証を示したと言えるだろう。まだまだ続く世界ランク上位勢との戦いで、さらなる成果を手にしてくれるはずだ。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「必ず覚醒がある」バレー日本代表の絶対的エース石川祐希が明かした世界最高峰の舞台で掴んだ感覚とは?

【関連記事】「ニシダが破竹の勢い!」日本男子バレー、22歳アタッカーの桁外れなパフォーマンスに世界注目!NL2連勝の原動力に

【関連記事】石川、西田、そして高橋ーーなぜエースたちはイタリアを目指すのか。先駆者・石川祐希の回答は?

TOPICS

ランキング(スポーツ)

ジャンル