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リチャード、柿木蓮、西川愛也、藤平尚真…パ・リーグ6球団 「覚醒」を期待したい選手は?

週刊ベースボールONLINE

ペナントレースは開幕から約3カ月が経過したが、大きな飛躍を期待される選手たちがいる。現状を打破し、鮮烈な輝きを放つことを望まれる男たち。パ・リーグ6球団で今季「覚醒」を期待したい選手をピックアップする。
※成績は6月24日現在

福岡ソフトバンクホークス



ソフトバンク・リチャード

 三塁のレギュラー有力候補が一転、リチャードは今、ファームにいる。入団当初から打球を飛ばすパワーはチームでもトップクラスだった。支配下2年目の昨季9月、満を持して一軍デビュー。打率は.181ながら、2カ月で7本塁打と自分の武器はしっかりと見せた。ファームでリチャードの成長を見守ってきた藤本博史新監督が誕生し、正三塁手の道は開かれてはいたものの、今春はアピールすべき打撃が振るわず。開幕一軍にこそ名を連ねたがすぐに抹消され、再昇格でも結果を残すことができなかった。ウエスタン・リーグではここまでトップタイの6本塁打を放つが、審判への暴言退場、試合中の判定を巡ってのSNS発言など、プレー以外でも目立つことが多い。あらゆる面で成長が必要な23歳。しっかりと自立した“大人”になって覚醒の時を迎える。

北海道日本ハムファイターズ



日本ハム・柿木蓮

 プロ4年目の柿木蓮が、6月11日の中日戦(札幌ドーム)で念願の一軍デビューを果たした。今季二軍で13試合に登板し防御率12.79と結果の出ていなかった右腕の試合映像を見たBIGBOSSが「真っすぐの球がちょっと面白い。ここ(札幌ドームのマウンド)で試さないと分からないから」と一軍昇格を決めた。指揮官の英断に応え気迫の投球で1回無失点に抑えた柿木は、19日のロッテ戦(札幌ドーム)でも9回表に登板し三者凡退の好投。大阪桐蔭高のチームメート・藤原恭大を遊邪飛に打ち取ると、代打・マーティンからプロ初奪三振をマークした。24日のソフトバンク戦(PayPayドーム)も1/3回をゼロ。3試合連続無失点とひとまず結果を残した遅咲き右腕がいよいよ本領発揮となるか――。一軍定着へはここからが勝負だ。

オリックス・バファローズ



オリックス・紅林弘太郎

 高卒3年目の今季は主力として迎える2年目。真価を問われているのが紅林弘太郎だ。開幕遊撃でスタートするも、バットが湿ると、新人・野口智哉らにスタメンを譲る試合も。調子が上向かず、二軍落ちも経験した。競争意識を高めるのは、中嶋聡監督の期待にほかなならない。交流戦終了からリーグ戦再開の間もファームで再調整を命じられ、4安打と奮起。その勢いのまま、リーグ戦再開からは打撃が好調で、6月21日のソフトバンク戦(京セラドーム)では勝ち越し弾を放つなど、不振を脱したと言っていいだろう。長打を放てる大型遊撃手へ。20歳の背番号24は、まだまだ進化し続ける。

埼玉西武ライオンズ



西武・西川愛也

 安打がなかなか生まれない。初の開幕スタメンを果たした4年目の昨季、ヒット性の当たりを好捕される不運もあったが27打席に立ち無安打。4月末に二軍落ちし、再び一軍に上がることはなかった。今季は二軍スタート。下半身を意識した打撃フォームに取り組み、しっかりとらえれば飛距離も出るようになり、イースタンで打率.282、5本塁打をマーク。6月19日に一軍昇格し、「やっときた!」と勇んでベルーナドームに乗り込んだが、ここまで4試合、10打席で無安打だ。一軍での安打は3年目に放った二塁打1本のみ。もし、秋山翔吾が復帰したら、外野の枠が一つ減ってしまう。1本安打が生まれれば流れは変わるはず。目の前の1打席に集中したい。

千葉ロッテマリーンズ



ロッテ・山口航輝

 期待の長距離砲・山口航輝が四番定着なるか。春のキャンプからアピールを重ねて迎えた今季だが開幕からは思うような結果を残せず。それでも代打で本塁打を放つなど、長打力は大きな魅力。本人も今季の目標に30本塁打を掲げ、一発にこだわりを見せる。今季はここまで5本塁打も、ブランドン・レアード、レオネス・マーティンの両助っ人の調子が上向かず、リーグ戦再開の6月17日からは四番起用が増えてきた。不動の存在となるために、勝負どころで一本、いや一発を求め続けていく。

東北楽天ゴールデンイーグルス



楽天・藤平尚真

 2017年のドラフト1位右腕は6年目を迎えた。今季は救援として開幕戦で登板機会を得た。しかし一軍での登板3試合のみで二軍に降格するなど、思い描く活躍はできていない。プロ1年目に3勝、2年目に4勝を挙げるも、以降は伸び悩んだ。昨季はプロ入り後初となる一軍登板ゼロを経験。「一軍の勝ちに貢献できるように、与えられた場所でしっかり投げていきたい」と必死にアピールする毎日を送っている。ファームでここ2戦は先発を務めており、再昇格となれば先発ローテーションの谷間を埋める投球が期待される。同学年の先発左腕・早川隆久に追いつき、追い越すような活躍を見せたいところだ。

写真=BBM

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