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根尾昂、江越大賀、平内龍太…セ・リーグ6球団 「覚醒」を期待したい選手は?

週刊ベースボールONLINE

ペナントレースは開幕から約3カ月が経過したが、大きな飛躍を期待される選手たちがいる。現状を打破し、鮮烈な輝きを放つことを望まれる男たち。セ・リーグ6球団で今季「覚醒」を期待したい選手をピックアップする。
※成績は6月24日現在

中日ドラゴンズ



中日・根尾昂

 中日ファンが最も覚醒を願っている選手と言えば、今季でプロ4年目の根尾昂で間違いない。大阪桐蔭高時代は二刀流で甲子園を沸かせた大スター。2018年のドラフトで中日、巨人、ヤクルト、日本ハムの4球団から1位指名を受けた。プロには「遊撃一本」を宣言して入団したものの、思うような結果をまだ残せていない。それどころか今季は激動のシーズンとなっている。外野手一本で勝負から遊撃再コンバートとなり、そしてまさかの投手転向。「中途半端になっていないか」という声も少なくないが、すべては根尾自身が決めたもの。ある意味、これがラストチャンスの崖っぷちとも言えるが、だからこそ投手としての覚醒を願ってやまない。

阪神タイガース



阪神・江越大賀

 持ち合わせているポテンシャルはチームNo.1と言ってもいいだろう。強肩で守備範囲も抜群に広い。さらに走塁のセンスも抜群。強烈な打球は飛距離も十分で迫力満点だ。しかし、バットにボールが当たらなければ意味がない。打撃が良くなればすぐにでもレギュラーになれると見られているのが江越大賀だ。ここ2年間、一軍でのヒットなし。昨オフにはオリックスの主砲・杉本裕太郎に弟子入りし、打撃改造を行った。春先は良かったが、徐々に……。開幕一軍に入るも4月12日に登録抹消されてからまだ再昇格を果たしていない。今季も一軍でノーヒット。多くの虎ファンが覚醒を一番望んでいる。江越が目覚めれば、チームにとっても大きな戦力となるのは間違いない。

読売ジャイアンツ



巨人・平内龍太

 チームにとって最大の課題は「勝利の方程式」の確立にある。抑えの大勢は奮闘しているが、ドライチ右腕につなぐ形が見えてこない。そこに名乗りを上げているのが昨季のドライチ右腕・平内龍太だ。6月22日のDeNA戦(東京ドーム)、5対4の8回にマウンドへ上がると無安打無失点、1奪三振。牧秀悟、宮崎敏郎、ネフタリ・ソトという相手主軸をぴしゃりと抑え込み、大勢へつないだ。原辰徳監督も「2人でしのぎを削り合いながら、いいライバル関係でやってくれれば」と期待を寄せる。わずか3試合の登板に終わり「悔しさが多い」と振り返るルーキーイヤーから、まずは中継ぎで居場所をつかんだ。さらなる進化を見せ、次は「8回の男」になる。

東京ヤクルトスワローズ



ヤクルト・原樹理

 ポテンシャルの高さ、ファンの期待からしてまだ殻を破れていないといえるのが原樹理だ。たび重なるケガに悩まされた右腕は昨季、8月に396日ぶりの白星を挙げるなど3勝。7年目を迎えた今季は開幕先発ローテーション入りを果たし、開幕から3カ月が経った今も離脱することなく先発マウンドに立っている。「毎年2、3勝の壁を越えてほしい」という高津臣吾監督の言葉に応えすでに5勝。自己最多のシーズン6勝が目の前に迫っているが、防御率は4.31と、リーグトップの防御率を誇る投手陣の中では少し寂しい数字である。ここ5試合はクオリティースタートも未到達。チームのさらなる快進撃のため、もう一つ壁を乗り越えたい。

広島東洋カープ



広島・持丸泰輝

 なかなか越えることのできなかった支配下の壁を、持丸泰輝はついに突破した。プロ入り3年目の2022年は、春季キャンプで初めての一軍メンバー入り。アピールはオープン戦まで続いたが、結局、開幕前の支配下昇格は叶わなかった。しかし、今春の学びを二軍で生かすと、チームの苦しい捕手事情も相まって、6月18日に晴れて2ケタ背番号「95」に。21日に一軍初昇格も果たし、覚醒の時を迎える準備は整った。強肩強打の捕手として、首脳陣の期待は23日の阪神戦(マツダ広島)のスタメンマスクに表れる。24日に出場選手登録を抹消されて再び二軍からのスタートとなったものの、初スタメンマスクでの初回の2失点、2回以降ランナーを出しながらもドリュー・アンダーソンを無失点リードした経験は、持丸をさらに強くするに違いない。目指すのは「打てるキャッチャー」、自身のアピールポイントは「真っすぐに振り負けない」ところ。今度は、その姿を見せつけてみせる。

横浜DeNAベイスターズ



DeNA・坂本裕哉

 3年目の左腕・坂本裕哉は開幕先発ローテーション入りを果たし、広島との開幕カード3戦目(3月27日、横浜)に登板して7回4失点。勝敗はつかなかったものの、まずますの内容で先発ローテの一角を担うことが期待された。しかし、4月以降は序盤から失点を重ねる試合が多く、5月5日の中日戦(横浜)の登板後にファームでの再調整が命じられた。今季は5試合に先発し、0勝2敗、防御率6.38。ボールの精度を上げてもう一度先発ローテ争いに加わりたいところだが、真っすぐの出力を上げることが覚醒への最大の課題となりそうだ。

写真=BBM

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