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KinKi Kids『LOVE LOVE あいしてる』最終回!吉田拓郎は最後のテレビ出演

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KinKi Kids(堂本光一、堂本剛)と吉田拓郎という異色のタッグによる伝説の音楽バラエティ番組『LOVE LOVE あいしてる』(フジテレビ系、1996年10月~2001年3月)が、特別番組『LOVE LOVE あいしてる  最終回・吉田拓郎卒業SP』として5年ぶりに復活することが決定。KinKi KidsがCDデビュー25年目を迎える7月21日(木)20時より放送される。吉田は、この番組が最後のテレビ出演となり、番組も最終回となる。

吉田の“卒業式”には、篠原ともえや坂崎幸之助(THE ALFEE)ら番組レギュラー陣に加えて、吉田が「最後のテレビ出演に会いたい」とオファーした超豪華ゲストも集結。さらに、今回のためにKinKi Kidsと吉田、3人が初の合作に挑んだ楽曲「Sayonara あいしてる」を披露する。

KinKi Kidsにとって、吉田との出会いは大きな影響に。今でこそ、作詞作曲をも手掛ける2人だが、番組開始当初は楽器を触ったこともなかった『LOVE LOVE~』内の人気企画「TAK★KINのカムカムGUITAR KIDS」で吉田や坂崎からギターを教わったり、番組のオープニング曲「好きになってく 愛してく」では作曲を光一、作詞を剛が担当して初めての曲作りに挑んだりする中で、音楽性を高めていった。

そして、番組終了後もKinKi Kidsと吉田の交流は続く。最近では、52年のアーティスト活動にピリオドをうつ吉田の集大成ともいえる、6月29日(水)発売のラストアルバム「ah-面白かった」の題字を光一が執筆し、剛が編曲とギター演奏で参加。“共演者”を超えた深い関係を築いている。今回の特番が実現したきっかけは、光一が吉田へ宛てたメッセージだった。今年、年始あいさつをメールでやりとりしていると、「今年こそ『LOVE LOVE あいしてる』が実現することを心から願っています」と光一から返信がきたという。吉田はすぐに剛、篠原ともえらとも話をして、番組プロデューサーに「みんなやる気満々。打合せしませんか?」と連絡。かくして5年ぶりの復活、そして吉田がかねてより決意していた最後のテレビ出演に向けて動き出したという。

KinKi Kidsと吉田からコメントが到着。以下に紹介する。

――放送が決まったときの率直な感想を教えてください。

光一:拓郎さんの一声で始まりました。『LOVE LOVE~』レギュラー放送の頃から拓郎さんの一声でみんなが集中してひとつの方向に動き始めるということが多かった気がします。昔はそういう感覚で物事が進むことは少なくなかったと思うんですけど、今の時代においてはなかなかないこと。今回実現できたのは、拓郎さんのリーダーシップのおかげですし、昔もそうやってやったなっていう感覚を思い出してうれしかったです。

剛:番組が終わってからも、“『LOVE LOVE~』見てました”といろいろな方に言っていただける人生なので、『LOVE LOVE~』という番組が自分だけじゃなくて、いろいろな人たちの記憶に残ってるんだと、影響があった番組なんだなと実感することが多かったんです。なので、すごくうれしいと共に“ラストか”という気持ちももちろんあります。でもリハーサルをやって、“こういう雰囲気だったよな”とみんなでお話をして。番組が終わってから、長い時間がたったはずなのに、“先月もやっていた”みたいな雰囲気が、めちゃくちゃ不思議で。篠原(ともえ)も随分会っていなかったですが、あっという間に当時に戻れる感覚。そういう関係性を、画面を通して改めて、皆さんにお届けできることがすごく幸せです。だから“放送が決まった”と聞いたときはそこまで想像できていなかったですけど、改めてリハーサルをしてみてそういう空気感と共に、皆さんに伝えられるという機会をまたいただけたのでうれしいなと思っています。

吉田:僕は年齢的にも2人より全然上で、いろいろなことをリタイアしたいなと考えていまして。そういう意味で言うと、テレビとのお付き合いも『LOVE LOVE~』で最後にしたいな、という決心が随分前からありました。光一と剛と最後に一緒にやって、一緒の時間を過ごして、それを最後のテレビ出演とするのはどうかなと、かねてから思っていました。それで、プロデューサーと話して、特番などでやれるといいんだけどねと話をさせてもらって。僕はとてもすてきな有終の美を飾れそうで、とても幸せ。光一、剛、篠原さん、皆さんに感謝しています。

――改めて、『LOVE LOVE~』はどのような存在ですか?

吉田:2人ともよく話すのですが、この番組の始まりは偶然だった。海の物とも山の物ともお互いに何も面識もなく、年齢差もすごくあった僕らが集められて、僕らが意識して集まったわけではなく集められたわけですから。その偶然からいろいろな奇跡が起き始めて、その奇跡をみんなで、僕ら3人だけでなくスタッフも含めて作り上げてきた。番組が終わって毎週スタジオに行くことがなくなった寂しさを考え、感じながら、“あの数年間は奇跡的だったな”と思うようになりました。5年前の特番のときは、終わってから16年もたってから集まったのに、ずっと続けてやっていたような感覚に陥って。不思議なこと起こってるなって。偶然から始まった奇跡が続いていて、今もその中に僕らが置かれている。残念ながら、この感覚はどなたにもわかっていただけないかもしれない。でも、光一も剛も、篠原さんも、僕もずっと“何だろう、これ”という感覚を抱きながら、今ここにいるんじゃないかな。僕はこの感覚を感じられることがすごく幸せです。

――吉田さんから「最後のテレビ出演にする」と聞いた時の心境は?

光一:今回の特番が終わった後に、拓郎さんに“最後を飾るのに本当にふさわしかったよ”と言っていただけることもすばらしいことだし、“いや、楽しいからもうちょっとやろうかな”と言っていただけるのもうれしいことです。どっちに転がるかわからないですし、どっちに転がそうとも思っていません。だから拓郎さんがおっしゃったように、ずっと奇跡の中でやってきたので、終わりという言葉というよりも、これからまたどんな奇跡が起きるんだろうという思いでやれば、また奇跡が起きるかもしれない。フワッとしてるかもしれないんですけど、そんな感覚です。今こうやって改めて番組が特番として帰ってくることも奇跡だと思います。そこを大事にやっていけば、何かまた生まれるんじゃないかという期待感も込めながら、やりたいなと思います。

剛:僕も同じような気持ちですし、ひとりの人間の人生というのは、それぞれあるわけで。その中で出会いも別れもありますし、思うこともそれぞれ違うし、でもお互いを尊重し合いながら生きていくのが“仲間”だと思うし、愛する人のためにできることだと思うんです。リハーサルをして楽しかったし、収録の日も、どんな日も二度とないので、当たり前の中にある喜びをかみ締めながら当日は過ごしたいです。そこで生まれたコミュニケーションがまた何かに繋がるかもしれない。コロナ禍で、自分自身が部屋でずっと過ごしていたら、拓郎さんから“アレンジをお願いしたい”と電話をいただいて。全く予想していなかったです。この大変な時代を、何とか自分なりに耐えている中で、そういうご連絡をいただいた時から今日までがどんどん繋がってるんです。だから収録の日も何かが生まれるかもしれないし、生まれないかもしれないけど、でも拓郎さんの言葉にもあったように、わかってもらえないような不思議な関係性の人たちが集う日だし、何かが、始まるんだろうなとは僕は思っています。光一の言うように、何かが起こるようにわざと導こうとも思ってないし、自分たちらしく楽しく過ごせたら、まずはそれが幸せなんでそんな日になればいいなと思います。

――初の合作曲「Sayonara あいしてる」について。

吉田:3人で一緒に作った曲を番組で演奏してみたいね、と以前、話をしていました。2人がその場で“ぜひ”と言ってくれたので、俺が詩を書くよ、と。それで、詩を光一と剛に送ったんです。

剛:次の日にきたんですよ。

光一:思いつきが過ぎるんです、拓郎さん(笑)。

剛:次の日にきちゃったから、そのスピード感で返したいと思って。僕はたまたま家で作業だったので、やっていた作業をいったん止めました。拓郎さんのスピードに対して、反応した自分のものを作りたいと思って、すぐに作ったんです。光一もサビの部分を思い浮かべていたから、混ぜてみよう、と。

光一:お互いに拓郎さんの詩を見て、剛もスピード感を持ってやっていたし、僕は舞台中だったんですが、サビに関してはメロディが浮かんでいて。でも、それぞれ思いついたことを形にしていたので、作ってる曲のキーが違ってたので時間がかかってしまって……。

剛:世界観から全然違う。

光一:すり合わせる作業をしていましたが、最終的には“拓郎さんに丸投げするか! 何とかしてくれるだろう!”という感じでした(笑)。

吉田:いや~早かった! 俺が送ったら、すぐ2人からも“できました”と返事がきて。随分安易に作るなと思ったよ(笑)。

光一:安易じゃないですよ!

吉田:“人の詩をもっと練って、よく考えたらどうなんだ!”というくらい早かった(笑)。

剛:反射的に作りましたから!

吉田:前もって作ってあったんじゃないの?(笑)。舞台中なのに、光一も早かったね。

光一:帝国劇場の楽屋に拓郎さんの詩をずっと置いていました。

剛:だから幻のサビがあることにもなるんで、これはいつか歌ってもいいかなとも思っています。拓郎さんは思い付く人だから、僕も同じ鮮度で返したいと思って。そこで躊躇(ちゅうちょ)したりいろいろやったりするよりかは、拓郎さんの詩にお互いに反応したものを見せ合って、それでひとつの曲を作る。それが正解の作り方だと思う。今回は、サビを光一のサビにしようと決めて混ぜました。だから、ゼロから一緒に考えて作っていたら生まれなかったかもしれないメロディ。そんな制作過程が、この曲ならではの温度感につながったかなと思っています。でも、本当に大変でした(笑)。

吉田:“詩を読みました。感動しました。メロディが浮かんできました”と光一からメールがきて。“これから剛と二人で構築していきます”とメールがきたんですよ。そしたら何日か後に、“僕と剛は構築するために何かしたことがないんです”なんて言ってきて(笑)。

光一:お互いに連携を取ってやろうと考えていたんですけど、思えば連携なんて取ったことないなって(笑)。

吉田:剛からAというメロディがきて、光一からはBというメロディが届いて、俺にこれをくっつけてくれと。いかにもKinKi Kids。委ねられたというか、勝手すぎる!(笑)。

剛:光一は舞台をやっていたから、なかなか時間が取れなくて……。

吉田:お前たちは連携を取るのが嫌なのか(笑)。

光一:なにしろ会う時間がなかったんです。剛はさっき言ったようにすごく早くて。勢いを殺したくないという思いはもちろんわかるし、でも僕は僕の中で思い浮かんでいるものもあって……。

吉田:俺は2人がどこかの喫茶店で話し合いながら頭を突き合わせて“剛、そこはこうじゃないの?”“光一、それはおかしいよ”なんて言いながら作っているのかと思ってたよ!

光一:そんな2人じゃないことはわかっているじゃないですか(笑)。

剛:(笑)。大変でしたが、拓郎さんの詩がとてもすてきなので、とても良い曲ができました。久しぶりにこのメンバーで過ごして、めちゃくちゃ楽しいです。『LOVE LOVE~』をもう一度やりたいなと思うくらい。この空気感を皆さんに伝えるべく、本番はナチュラルに過ごそうかなと思っています。

光一:冒頭に言ったように“番組をやろう!”という拓郎さんの一言から始まって、“お前ら、曲作れ”と言われて。“どうしよう!”と思いながらもみんなでひとつに向かっていくエネルギーが生まれるんです。そのきっかけをくれる方で、それは昔からずっと変わらない。

剛:言い方を変えると“ちょっと、YOUやっちゃいなよ”です(笑)。

光一:本当にそう! 今の時代、守りに入らず、そういうエネルギーを持っている人はなかなか出会えないと思います。おのずと道ができていく、そこに全員が向かっていってしまう、それが拓郎さんの持つエネルギー。昔も今もそうやって変わらないのがすてきだし、そこにいられることが幸せだと感じながら準備しています。

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