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DeNA・今永がエース対決に完敗 三浦監督「良い投手相手に序盤の大量失点は…」

ベースボールキング

DeNA・今永がエース対決に完敗 三浦監督「良い投手相手に序盤の大量失点は…」

● DeNA 0 - 7 広島 ○
<10回戦・横浜>

 朝から強風の吹き荒れた横浜スタジアム。悪戯な浜風は、本拠地のエース・今永を苦しめた。

 立ち上がり簡単に二死を取ったが、菊池涼介とマクブルームに連打を浴びピンチを迎えると、坂倉将吾にセンターフェンス最上段直撃の適時二塁打を打たれ2失点。横浜スタジアムのセンターを知り尽くした名手・桑原将志が後退しながらフェンスへ激突するような格好になったことからもわかるように、強風が後押しした打球だった。

 3回にも菊池涼介にレフトポール際にフラフラっと上がった打球がスタンドまで届く2点弾を許し、4回には中村健人に左中間席中段へ豪快に運ばれ計5失点と、序盤で劣勢に立たされる展開。

 前日に16安打と火を吹いた頼みの打線も今日は沈黙。今季すでに3戦2敗と分の悪い大瀬良大地に対し、二塁を踏んだのが2回と4回の2度のみで、散発の6安打に抑えられ屈辱の106球完封負け。“マダックス”目前の手も足も出ない完敗だった。

 結局、今永は5回5失点で敗戦投手となり、ノーヒットノーラン達成後は2試合連続の大量失点で2連敗。「調子自体は悪くなかったですが、今まで抑えられていたボールがはじき返されてしまいました。また、インサイドの強いボールを打ち返されたことが苦しい展開になった要因です」と自己分析。

 一方で、ベンチから投球を見守った三浦大輔監督は「真っ直ぐでも押せる投手ですが、変化球でうまくカウントが取れず、余計にストレートに絞りやすくなってしまった」と変化球の精度を問題視。特に「ツーアウト取って、もう一つというところで焦ってしまった。ボールが中に入って甘くなったところを見逃してくれなったですね」と初回の失点を悔やんだ。

 吹き荒れた風について「練習のときも、試合でも吹いていましたし、投手は1球1球気にしながら投げるもの」とピシャリ。「高めに行くと風にも乗りますし、ホームランも切れていかないですよね。今日の風だと中に入ってきますし…」と、打たれるべくして打たれた今永の制球面を指摘した。

 また、「良い投手相手に序盤で大量得点というところで大胆に投げられましたし、なかなかバッティングもさせてもらえなかったです。今日は粘れなかった」と、投打の歯車が噛み合わなかった展開を振り返った。

 これで今季は対広島に1勝9敗となり、開幕から4カード連続負け越しにリーチ。明日からは苦手にしているデーゲームと週末の戦いが待っているが、「苦手どうこうって言うよりも、目の前の試合を勝っていかないといけない」と語気を強めた三浦監督。約3週間ぶりに帰ってきた本拠地で、明日こそファンに久々の歓喜を届けてほしい。


写真・取材・文=萩原孝弘(はぎわら・たかひろ)

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