「今年になって、電気料金は毎月、前年比20%前後の値上げ。昨年、月額1万円だった世帯だと、使用量は変わらないのに請求は1万2000円を超えるたいへんな事態です」
こう話すのは、節約ミニマリストとして多数の著書があるMikyan(みきゃん)さん。30代で夫と1児がいる彼女の家庭だが、以前から月々1万円を超える電気料金の負担が悩みの一つ。そこで2年ほど前から、固定観念で「必要」と思い込んでいたさまざまな家電類を手放してみることにチャレンジしてきたというーー。
「ないなんてありえない!」。そう思って使い続けてきた、キッチンやリビングの家電の数々。もしもそれらをなくすことで、生活の質を落とさず、高騰している電気代をカットできるなら……!
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「いくつか家電を手放した結果、電気とガスを『楽天でんき』に統一して安くなった分も含め、月に3000円は電気代が安くなったと実感しています」
今回紹介するのは、Mikyanさんが実際に使うのをやめてみて困らなかったばかりか、逆に生活の質が改善したという5つの家電。さっそく彼女のガイドで、その手放し方を教わっていこう。
■炊飯より保温のほうが電気代はかかる。日常の電気の無駄を見直す