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久保建英の新天地候補ソシエダはなぜ三たび関心を寄せたのか? スペイン各紙が報じる“ラ・レアル”の本気度と移籍のメリットとは

THE DIGEST

久保建英の新天地候補ソシエダはなぜ三たび関心を寄せたのか? スペイン各紙が報じる“ラ・レアル”の本気度と移籍のメリットとは

 レンタル先であるマジョルカでの1シーズンを終え、来季の去就が注目されている久保建英。2024年までの契約を交わしている所有元クラブであるレアル・マドリーへの復帰は難しいため、“武者修行”の継続が既定路線といわれてきたが、一方で売却の可能性も現地メディアからは示唆されている。
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 2度目のマジョルカでのシーズンで今ひとつ結果を残せず、またヴィニシウス・ジュニオールのスペイン国籍取得の遅れによってEU圏外枠が埋まっている現状で、「久保がよりフィットしやすい攻撃的でポゼッションを重視するチームにおいて、幅広い挑戦ができる環境で彼を試したい」と考えるマドリーは、「より高いレベルのチームに彼を貸し出すことを希望している」という。

 マドリーは以前にもこの試みを実行しているとのことであり、2019年のマジョルカへの最初のレンタルで「目覚ましい成果を上げた」ことで、翌シーズンによりレベルが高く、欧州カップ戦出場権も得ていたビジャレアルでさらなる成長を遂げさせることを狙ったものの、この時はウナイ・エメリ監督がジェレミー・ピノらアカデミー出身の選手を重用したこともあり、シーズン途中でヘタフェに転入したことは周知の通りである。

 ソシエダについては「夏の移籍市場で彼らが久保に関心を示して獲得しようとしているのは、これで3回目である。ロベルト・オラベSDは、久保のレベル、進歩の度合い、将来性を評価し、この先、その才能を開花させて素晴らしい選手になると確信している」と、このバスクのクラブの本気度を強調している。

 一方、同じマドリードのスポーツ紙『MARCA』も同じくソシエダの関心を報じ、彼らの攻撃的なプレースタイル、ポルトゥ(ヘタフェへレンタル)、アドナン・ヤヌザイ(契約満了)ら攻撃選手の退団という状況が、久保獲得を後押しするものだと指摘するが、こちらは「サンチャゴ・ベルナベウの主が理想としているのは、低コストでのレンタル、もしくは手頃な価格で買い戻せる条項を含んだ売却である」と完全移籍も選択肢に挙げている。

 同メディアは、2013年にマドリーがサンパウロから獲得したカゼミーロをポルトにレンタルした際、買い取りオプションとともに買い戻しオプションも含んだ契約を結んだことで、彼の2013-14シーズンの活躍ぶりを認めたポルトがこれを行使しようとした際、マドリーも買い戻しに動いたという事例があるが、これが来季の久保にも当てはまるとしている。
  バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』もこの件を報じ、ソシエダが右ウイングの補強を優先課題のひとつとしており、これに久保がうってつけの人材であることを指摘した上で、「ラ・レアルは完全移籍を望んでいるが、マドリーはこれを望んでいない」と両クラブの意思を示し、「日本人選手が輝きを放った場合には、彼を買い戻せることを保証した上で、経済的な見地からの売却を目論んでいる」と伝えた。
  一方、バスク地方の日刊紙『EL DIARIO VASCO』は、久保を戦力として検証し、「ウイングとして魅力に溢れているが、MFとしても有能なアシスタントを務めることができ、ダビド・シルバを助けることができる」と、その多彩な有用性も高評価。マドリーとは、過去5年間でディエゴ・ジョレンテ、テオ・エルナンデス、マルティン・ウーデゴーの移籍(レンタル含む)において良好な関係を築いてきたとして、今回も交渉がうまくいくことを期待している。

 マドリーの専門メディアも、ソシエダへの移籍については好意的なところが多く、『THE REAL CHAMPS』は「ラ・レアルは素晴らしいクラブで、久保が成功するための全ての要素が揃っている」「この目的地は理に適っており、買い戻しオプションがあれば、最終的にマドリーに利益をもたらすだろう」、『MANAGING MADRID』は「この取引は全ての関係者にとって意味がある」、そして『Defensa Central』は「日本人選手のイベリア半島北部への譲渡は、全ての面において適合している」と綴った。

『AS』紙などは、ソシエダ以外にもセビージャ、ベティスも久保に合ったクラブであると推奨し、また彼の200万ユーロ(約2億6000万円)といわれるサラリーも調整が必要になると指摘されているが、果たして引く手あまたといわれる久保の選択肢は今後、どこまで増加し、最終的にマドリーと彼がいかなる決断を下すだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
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