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野党一本化、11選挙区にとどまる=「1人区」の構図一変【22参院選】

時事通信ニュース



22日公示の参院選では、勝敗を左右する改選数1の「1人区」をめぐり、主要野党の候補者が1人となったのが、全32選挙区のうち11選挙区にとどまった。残る21選挙区は複数の野党候補が出馬。前回の2019年参院選は、主要野党が全ての1人区で自民党との一騎打ちに持ち込んだが、今回は協力体制を築けず、構図は一変した。
一騎打ちとなった11選挙区の野党候補の内訳は、立憲民主党が6、共産党が1、野党系無所属が4。「勝てる候補」を優先する観点から、立民と共産は接戦が期待できる選挙区を中心に調整を進め、青森、岩手、新潟、山梨は立民、沖縄は野党系無所属の現職に一本化。また、和歌山では共産の新人が「統一候補」の位置付けとなった。
ただ、残る21選挙区では複数の野党候補が争う。背景には、立民がこれまでの「立・共共闘」路線を転換したことがある。反発した共産が一方的な候補取り下げに応じず、10選挙区で立民と競合。立民などが推す無所属とも4選挙区でぶつかる。
共産は山形、大分で国民民主党の現職にも対抗馬を立てた。22年度予算に賛成するなど、与党への接近が目立つ国民への不満からだ。
全国政党への脱皮を図る日本維新の会は8選挙区に擁立。「非自民」票の争奪戦を繰り広げる。
野党が乱立したのは香川だ。立民の小川淳也政調会長と国民の玉木雄一郎代表のお膝元で、双方が新人を擁立。維新、共産も割って入る構図となった。
◇複数区も群雄割拠
改選数2以上の複数区は、さらに「群雄割拠」の様相だ。2人区(茨城、静岡、京都、広島)は、自民と複数の野党候補が争う。このうち、茨城では立民と国民が無所属の新人に相乗りする一方、静岡では国民が推す無所属の現職を立民が推薦しないなど、野党間の対応は地域によってばらつく。
3人区(北海道、千葉、兵庫、福岡)、4人区(埼玉、神奈川=欠員補充を除く、愛知、大阪)、6人区(東京)には、一部でれいわ新選組や社民党も参戦し、それぞれ党勢拡大を競う。

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