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「結婚したくても離れられない」「体調が回復するまで待ってもらえないか」研修医たちが苦しむ奨学制度“地域枠”

ABEMA TIMES

 地方の医師不足に対応するため、全国の大学や自治体が導入している医学部の“地域枠”。在学中は奨学金が支給され、返還が免除される代わりに地域で医師として9年間の就労が求められる制度だ。しかし、この“地域枠”を利用した研修医たちからは悲鳴に似た声も上がっている。

【映像】医学部の地域枠 “地方縛り9年” に後悔

 利用して国立大学医学部に入学したななみさん(仮名、6年)は「初めて親元を離れる身として、奨学金がもらえるのは心強かった」と振り返る。

 ところが交際相手である先輩との結婚を意識し始めると、“将来は地域を離れたい”と思いが芽生え始める。自身の病気や怪我、家族の介護、そして結婚など、“やむを得ない事情”を抱えた場合、「地域枠」からの離脱を認められているからだ。

 事態が一変したのは、去年の春だった。自治体から、結婚は正当な離脱の理由にならないとの通知が送られてきたのだ。「“後出しジャンケン”のような決まりに従わないといけないというのは、ちょっと納得できない。入学するときに“他の地域にいく人と結婚しても、親が倒れても、この地域で働き続けないといけませんよ”、くらい言って欲しかった」と後悔の念を滲ませた。

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 同じく地方の国立大医学部に地域枠で入学、現在は初期研修医として勤務するしおりさん(仮名)の場合、地元で就労したいという意欲を持っていたとものの、在学中に双極性障害を発症。休みながら働いている。

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