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阪神、次カードから再び下位に転落? 連勝ストップの裏で露呈した深刻な問題点とは

リアルライブ

 ちょっとミスが多すぎるような…。6月19日、矢野阪神の連勝が「5」でストップした。試合開始前、対戦相手のDeNAについて、こんな情報も聞かれた。今季、まだ一度も日曜日に勝っていない――。阪神の先発は好調の西純矢。交流戦で勢いづいた打線がDeNA先発の京山将弥を捉え、試合序盤で主導権を掴むのではないか、と予想されていた。

 しかし、先にマウンドを下りたのは西の方だった。

 「阪神が3点を先制し、その直後に西が崩れ、同点に追いつかれてしまいました。先制点は西のバットから生まれています。その後、走者として全力疾走もしているので、ピッチングリズムを崩してしまったのかも」(在阪メディア)

 同日の阪神はおかしかった。「記録」に残らない失策、ミスがいくつもあった。

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 まず、スタメンマスクの坂本誠志郎だが、西のフォークボールを捕球しきれない場面がいくつかあった。また、8回一死三塁、ショートゴロの間に本塁生還を許してしまった。前進守備、バックホーム態勢を敷いていたのに、だ。

 「バックホームの送球が少し一塁側に逸れたせいもありますが…。矢野燿大監督は細かくリリーフ投手を繋いでいく作戦でしたが、試合後半で出てきた投手の調子が良くありませんでした」(プロ野球解説者)

 試合中、ブルペン担当のコーチが矢野監督にリリーフ投手の好不調を報告する。不振の報告を受けても登板させなければならない場面もあるが、イニングの途中から登板したのは2番手の浜地真澄と8回に4点取られた後の渡邉雄大だけだ。

 「イニングの頭から投げるのは難しいことではありません。好不調の報告がきちんとされていたのかどうかを含め、ベンチワークの失敗です」(前出・同)

 こうした小さな取りこぼしが、連勝を止めたのである。

 6月10日から始まった5連勝だが、改めて見てみると、完投ゲームが2試合。一発攻勢の大味な試合もあった。「打ってナンボ、投げて…」も阪神というチームの特徴だが、打撃好調の大山悠輔、先発陣を支える青柳晃洋、伊藤将司の勢いが止まったら、どうなるのだろうか。

 試合後、矢野監督は「11残塁」という拙攻について聞かれ、こう答えていた。

 「別に悪い攻撃じゃないと思うんで。あと一本出なかったけど、負ける原因というのもあると思うけど」

 眉間に皺を寄せ、悔しそうな表情を見せていた。

 1点ビハインドで迎えた6回裏、無死一、二塁の好機で、矢野監督は長打力のある糸井嘉男に代打を送った。代打・山本泰寛がコールされた瞬間、「送りバント」の作戦は球場全体に伝わっていた。なのに、山本が送りバントを失敗してしまった。

 「糸井を打たせた方が良かった? いや、バント失敗は結果論。でも、この後、満塁にしたのに1点も挙げられませんでした。ベンチの雰囲気も悪くなってしまいました」(前出・同)

 この1敗は、ダメージが大きい。3位まで浮上したが、4位広島とのゲーム差はゼロ。次節でその広島とぶつかるが、また苦しい展開に逆戻りしてしまうだろう。(スポーツライター・飯山満)

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