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カニの香りがする。外来種のカニを使ったウイスキーが誕生

カラパイア


 アメリカ、ニューハンプシャー州の蒸留所が侵略的な外来種のヨーロッパ・ミドリガニ(Carcinus maenas)を使ったウイスキー「クラブトラッパー」を販売中だ。

 ヨーロッパ・ミドリガニは「世界の侵略的外来種ワースト100 」にリストされており、アメリカでは駆除活動を行っているが、個体数が増加しており生態系を破壊している。

 駆除したミドリガニの有効利用として開発されたのが、このカニを利用したカニの香りがするウイスキーなのだ。 

侵略的外来種のカニを使ったカニ香るウイスキーを開発

 ニューハンプシャー州のタムワース蒸留所が、ニューハンプシャー大学と協力して開発したのが、バーボンをベースに、カニ、トウモロコシ、スパイスをブレンドした「ハウス・オブ・タムワース・クラブトラッパー」だ。

 ムワース蒸留所のオーナーであるスティーブン、グレース氏によると、幅10cmほどのヨーロッパ・ミドリガニを大量に茹でてストックし、タムワースの中性スピリッツをくわえ、回転式の真空蒸留機で蒸留したという。

 そのお味はというと、グレース氏によると、やはりカニの香りがするそうで辛口だそうだ。アメリカで人気の、ファイヤーボール・ウイスキーをよりおいしくした感じだという。

image credit:Crab Trapper

 このウイスキーに使用されたヨーロッパ・ミドリカニは、ニューハンプシャー州シーブルックの漁師から入手したものだという。

 ヨーロッパ・ミドリカニはヨーロッパ原産で、アメリカの生態系に脅威となる侵略種で、積極的な駆除活動が行われており、捕獲したカニを料理などに有効利用するプロジェクトが進められている。

Photo by Adam Wyman on Unsplash

グラース氏は語る。
私たちは、楽しくて面白い方法でこの外来種問題に取り組んでいます。創造力と気概があれば、この厄介な生き物をおいしいものに変えられるのです。

料理界のより多くの勇敢な人たちに、このチャレンジに立ち向かってほしいと思っています。敵を倒すために、敵を食べるのです
 実際にヨーロッパ・ミドリガニを食べる試みは行われており、Youtubeには料理して食べる人の動画がいくつか投稿されている。

 まあカニはうまいものなので、ミドリガニも調理法次第ではおいしくいただけるんじゃないかという気もするが、やはり気になるのはこのウイスキーだ。

 カニ味のウイスキーってどんな感じなのだろう?日本にも輸入されてくるのかしら?米国在住なら「公式サイト」にて200mlが65ドル(8770円)で購入できる。

References:New Hampshire distillery turns invasive crabs into whiskey – UPI.com / written by parumo

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