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故人の遺品整理をしていた時に遺族の心を動かした10のエピソード

カラパイア


 愛する人が亡くなったときの喪失感はたとえようがないほどつらく切ないもの。だが、残された者がこれから先を生きていくには、その現実をどうにか受け入れ、少しずつでも前に進まなければならない。

 故人が残した遺品の整理を整理することは、心の整理にもつながるが、その作業で思わぬ発見をすることがあり、驚きの事実が明らかになることもある。

 その時に初めて、故人の思いや知られざる一面を見ることになるのだ。ここでは、遺族をさまざまな形で揺り動かした10のエピソードをお伝えしよう。

 海外掲示板でこのようなタイトルのスレッドが立った。この問いかけに対し、多くの人が自身の体験を投稿した。
家族や友人など親しい人が亡くなり、その部屋を片付けたことがある人に真剣に質問します。驚くべき発見をしたことはありますか?また、どんな気持ちになりましたか?
1. 家のいたるところに現金を保管していた祖母
亡くなった祖母の家にはいろんなところにお金があった。すべての財布に少なくとも100ドル(約13,000円)入っていて、スーツケースの中にはその倍の現金があった。

それだけじゃなくキッチンのあらゆる保存容器に丸めたお札があって、冷凍庫で凍った野菜の保存袋の中にもお札が潜ませてあった。そして複数あった銀行の口座にもそれぞれたくさんの預金が残っていた。

いつも質素で無駄遣いをしない祖母がこんな風にお金を保管してたなんて、家族の誰もが知らなかった。

きっと大恐慌の最中に育ったせいでこうした習慣が身についたんだと思う。とにかくこれほどあちこち探し回ったのは初めて。人生最高のお宝探しだったよ。

image credit:HomemadeJambalaya

2. 9人の孫全員に未来の分までプレゼントを用意していた祖母
がんの再発をくりかえしていた祖母が亡くなったとき、私は16歳でした。彼女の家には私を含め9人いる孫全員に宛てて丁寧にラッピングされたプレゼントやお金を入れた封筒がありました。

祖母は自分の命があとわずかなこと、それまでに孫全員に会うチャンスが無いことも承知で大量の贈り物を用意していたんです。

それはクリスマスだけでなく未来の分まであり、21歳になった私の誕生日や婚約や結婚を祝うプレゼントまでありました。

その一つ一つに添えられた手書きのメッセージカードまで目にした私たちは愛情の深さに圧倒されて泣くばかりでした。

心から家族を愛し、たとえそこにいなくても孫を祝いたかった祖母はすばらしい女性でした。

image credit:joey130312

3. 父親の職場には子供のモノであふれていた
がんで亡くなった父は無口な人で、生前私たち子どもに「愛してる」「誇らしいよ」なんて言葉をかけることも一切なく、最期まで静かだった。

私たちのために生きようとあがくような素振りもなく、いかにも父らしい終わりだと思っていた。

ところが父の死後、妹と彼の職場に初めて行ったときそのイメージが一変した。会社の彼の部屋は私たちに関するものであふれていた。

壁中に私たちの写真や学校の行事予定、新聞に載ったときの切り抜きが所狭しと貼ってあった。

その間も職場の人が入れ代わり立ち代わりやってきて「お父さんはあなたたちのことをしょっちゅう話してましたよ。とても自慢げにね」「いつも話で聞いていた人に会えてうれしいよ!」「君たちはお父さんにとって特別な存在だったんだよ」と教えてくれた。

それは私にとって亡き父の愛に気づかされると同時に激しい後悔に襲われた瞬間でもあった。

どこまでも不器用だったお父さん。もう二度と会えないなんて切ないよ…

image credit:lenachristina

4. 母親が保管してたちょっと不気味な宝物
他の人みたいに真面目な話じゃないけど、兄弟で亡くなった母の遺品整理で見つけたものに度肝を抜かれた。

最初は妹にネックレス、兄にはオブジェ、自分は指輪とTシャツとかの普通の形見分けだったんだけど、そのうち小さな容器に出くわした。

その中身は開けてびっくり!歯の妖精用にとってあった僕らの乳歯だったんだ。素敵!と賞賛する人もいるかもしれないけど正直ゾッとしたね。でもお母さんありがとう!

image credit:mawtha

5. 亡き祖母が孫娘に知らせたかった母の過去
高齢の母が彼女が認知症になり施設で暮らすことに。それで彼女の私物を整理してたら、ある本の間にメモを見つけた。

それは亡くなった祖母から私宛に書かれたもので「あなたの母は初婚じゃなく、その前に別の男性と結婚していたんだよ」とあり、実は母は私が4歳の時に1度離婚して、半年後に父と再婚したという内容だった。

メモの日付は1982年。40年前に知るはずだった事実だ。私が20代前半で離婚したときも、母は自分の過去を打ち明けてくれなかった。聞きたいことが山ほどあってやるせない気持ちになる。

image credit:JK_not_really

6. 夫が保管していた前妻からの手紙
心臓発作で亡くなった夫の遺品を整理してたら、彼の前妻からの手紙を見つけた。彼女はがんで9年前に亡くなったけれど、夫は彼女が死の直前に送ってきた手紙を保管してたのだ。

2人の間には息子(後の私たちの息子)が一人いたが、彼女が亡くなった時はまだ3歳だった。そして私が出会った頃の夫は、妻に先立たれたシングルファーザーだった。

息子はまだ12歳なのに肉親2人を失った。でも私はその手紙を彼に見せずに破り捨てた。父親が過去を引きずっていたことをわざわざ教える必要はない。そう思ったからだ。

image credit:MsAlign

7. 夫からまだ見ぬ息子へのプレゼント
自動車事故が原因で、初めての子供が生まれる前に亡くなった夫。そのあと引っ越しで部屋を片付けてたら見覚えのない箱を見つけた。

それはまもなく生まれる我が子のために夫が用意していたもので、いろんなものがつまってた。

私たちの息子へのメッセージ、当時の彼が抱いていた夢や希望、ポケモンカード数枚、魚をうまく釣る方法を書いたメモ、そして母になる私への手紙。

その手紙だけはずっと開けられなかったけど4年後にやっと読めたよ。

image credit: bebuzzie

8. 大叔母が買わされていた3Dテレビ
100歳で亡くなった大叔母の遺品にあった新品のテレビ。形見に譲ってもらったんだけど、よく見たら3Dで見れるテレビだった。

大叔母は片目が見えなかったのに平気で売りつけたセールスマンがいたと思うと腹が立ってしょうがないよ。

image credit:Jyeebs

9. 弟のおもちゃ箱にあったたくさんの石
私が遺品で今でも忘れられない出来事は、8歳で亡くなった弟の部屋を整理したとき、ふとおもちゃ箱をのぞいたら彼のお気に入りの石がたくさん入ってたこと。

それから3年後に祖母の部屋の掃除を手伝ってたとき、弟が書いた祖母への手紙が見つかったこと。

image credit:renee_nevermore

10. 謎だった祖父の過去
祖父が亡くなって初めて彼が昔軍人だったことがわかった。アメリカのニュー・ジャージー州マンモス郡にあった陸軍省の施設に勤務してたんだ。

今まで「どうやって暮らしてたの?」って何度聞いても「コーヒーをいれてたんだよ」としか言わなかった祖父。

実は機密任務に就いてたらしく詳しい内容はわからずじまいだったけど祖母ですら知らされてなかったんだよ。

image credit: freefire137

References:demilkedなど /written by D/ edited by parumo

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