緊張した面持ちで言葉を選ぶ大澄。慰謝料について聞かれると、複雑な心境を吐露。
「2週間、考えました。大変な額で何年かかるかはわかりませんが、10年をメドに…」
その険しい表情からは、小柳から突き付けられた慰謝料が億を下らないであろうことが、容易に想像できた。
結果、この会見を最後に、2人の離婚問題には終止符が打たれたが、具体的な慰謝料について語られることはなかった。
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だが近年になり、テレビ番組に出演した小柳は、1億円と言われた慰謝料について、
「ごめんなさい。これは、私、墓場まで持っていきたいんです」
一方の大澄も、バラエティー番組で、
「ある意味、冷静な自分を見失っていたかもしれません」
と答えている。
ただ、結婚記念日を選んで離婚届を提出した小柳に、女の執念を感じずにはいられなかった。
(山川敦司)
1962年生まれ。テレビ制作会社を経て「女性自身」記者に。その後「週刊女性」「女性セブン」記者を経てフリーランスに。芸能、事件、皇室等、これまで8000以上の記者会見を取材した。「東方神起の涙」「ユノの流儀」(共にイースト・プレス)「幸せのきずな」(リーブル出版)ほか、著書多数。