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脳は思っている以上に熱かった。健康な人でも40度を超えることが多い

カラパイア


 日本人の平熱は36.6~37度くらいだ。では脳内はどれほどの温度なのだろう?健康な人の脳の平熱を測ってみたところ、40度を超えることが多く、最高で40.9度もあったそうだ。

 史上初めて健康な脳の温度を測った研究からは、脳温は1日の間に変化し、年齢や性別、月経や脳の部位によっても変わることが明らかになっている。

 MRC分子生物学研究所のジョン・オニール博士は、「個人的な最大の驚きは、健康な人間の脳は、ほかの部位なら発熱と診断されるくらいの温度だったこと」とプレスリリースで語っている。

 脳を怪我した人でこうした高温が確認されたことはあったが、これはまでは怪我のせいだと考えられていたのだそうだ。

脳の平熱は何度?

 これまで、健康な人の脳の”平熱”がきちんと計測されたことはなかった。だから大抵の場合、人体のほかの部分と同じだろうと想定されてきた。

 しかし「MRS(磁気共鳴スペクトル法)」のおかげで、今なら体を傷つけることなく脳を検温することができる。

 今回、MRSで脳を検温されたのは、20~40歳の男女40名だ。1日に3度検温され、日中の温度変化が調べられた。

 その結果は36.1~40.9度で、平均すると一般的に体の平熱とされる温度よりずっと高い。また表面ほど温度が低い傾向にあり、内側ほど高温だった。

 例えば、一番熱かったのは、脳で一番深いところにある「視床」だ。

 性別によっても違いがある。特に月経中の女性の場合、前半よりも、排卵を挟んだ後半になると0.36度ほど脳温が上がることが判明している。

 さらに脳温は、1日を通じて最大1度変化する。一番熱くなるのは正午で、夜になると冷たくなる。

 「夜に寝る前、脳の温度が低下し、日中には上昇することがわかった」と、オニール氏は話す。実はこうした脳温の変動は、脳の健康にも関係すると考えられるそうだ。

男女別、朝昼夜の脳の温度 / image credit:N Rzechorzek / MRC LMB / Brain

 研究グループは、こうした検査に基づき、人間の脳温の部位別・時間別の変化を示したマップを作成している。

 ここからある重要なことが明らかになった。中度から重度の脳外傷患者のうち、脳温の変動が見られない人は、集中治療中に死亡する確率が21倍も高かったのだ。

男女別、時間の経過に伴う脳の温度変動アニメーション / image credit:N Rzechorzek / MRC LMB / Brain

 人間の脳は、これまで考えられていたよりも熱く、かつ変動している。

 そしてこうした脳の変動は、脳の怪我を治療する上で、重要な診断ツールになるかもしれない。

 研究グループは、今後もっと大規模な調査が必要と前置きしながらも、脳温のモニタリングと管理が脳の外傷治療において重要になるだろうことについて、楽観的な態度でいる。

 脳温のリズムの乱れは、認知症のような慢性疾患を早期に診断するマーカーになる可能性もあるとのことだ。

References:Healthy human brains are hotter than previous | EurekAlert! / written by hiroching / edited by / parumo


 朝型人間、夜型人間で脳の温度変化って違うのだろうか?あと、スマホをずっと使い続けているとバッテリーが熱くなることがあるが、脳が熱くなるのも、あれと同じ現象なのだろうか?氷とか当てると温度は下がるものなのだろうか?

 とかいろんなことが知りたくなってしまったので、引き続き脳の温度に関する研究を楽しみに待つことにしよう。そうしよう。

 あとあれだね、当てるだけで脳の温度が測れる脳温計とかあるといいね。自分の脳温とかちょっと知ってみたくなった。

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