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東京五輪メダリストも参戦!「YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL 2022」イベントレポート

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東京五輪の影響で人気が高まる都市型スポーツとストリートカルチャーの祭典「YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL(以下、YUSF)」が4日、5日に横浜赤レンガ倉庫で初開催された。主催はYUSF2022実行委員会。

両日とも天候に恵まれ、多くの来場者でにぎわった同イベント。広場に組まれた特設ステージでは、2021年夏に日本人選手の活躍で一躍人気となったスケートボードのほか、今注目のブレイキン(ブレイクダンス)やパルクール、そしてBMXフラットランド、ダブルダッチ、キッズチェイスタグの全6種のアーバンスポーツ大会が行われた。

そのほか、キッズ向けコンテンツやマーケットプレイス、ワークショップやミュージックライブなど、全エリア入場無料で2日間にわたり開催された“スポーツ×ストリートカルチャー”フェスティバルは、盛況のうちに幕を閉じた。

メダリストの西矢・中山も出場

織田(左)と西矢 ©Jason Halayko/YUSF 西矢椛 ©Jason Halayko/YUSF

会場奥に組まれたステージには、若きスケートボーダーたちが集合。階段に取り付けられた鉄製の手すり(ハンドレール)やボックス上で勢いよく滑走し、その得点を競った。

大会には、東京五輪でメダルを手にした西矢椛(もみじ)、中山楓奈(ふうな)のふたりもエントリー。安定した滑りで5日の決勝に臨んだが、惜しくも表彰台にのぼることはできなかった。

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この日のために埼玉県から来たという重岡千尋ちゃん(5)は、オリンピックのTV放送を見て西矢のファンに。西矢の名前をあしらった手作りのうちわを会場に持参し、あこがれのスケーターに向けて声援を送った。

自作のうちわを手にする重岡千尋ちゃん

スケート女子部門優勝は、2020年のフロリダ大会で準優勝を飾った織田夢海(ゆめか)。この日、女子で初めての大技「フロントフリップフロントフィーブル」をメイクし、7.7ptを叩き出した。

©Jason Halayko/YUSF

パルクール出場者に歓声とぶ

パルクールとは、走る、跳ぶ、登るといった動作を軸に、身体機能の限界に挑戦する次期オリンピック競技種目の呼び声高いエクストリームスポーツ。

タイムを競う「スピードラン」、自由演技の得点を競う「フリースタイル」、基本動作技術をを競う「スキル」、「鬼ごっこ」のように相手にタッチする時間を競う「タグ」の4種目に分けられる。なお、今大会ではフリースタイル競技が行われた。

空中で回転するKAITO(準優勝) © Kazuki Murata /YUSF

正方形に組まれた鉄製パイプや台形のボックスが並べられたパルクール特設会場に5日、全国のトレーサー(パルクール選手)が集結。セクション(障害物)を利用して飛んだり、跳ねたり、回転したりするアクロバットな動きで技の難易度や完成度を競い合った。

総勢34人のトレーサーのなかから栄えある初代チャンピオンに輝いたのは、「パンチバック」や「レイアウトインバックアウト」といった空中技を披露した関雅仁。「体力的にかなりキツかったですが、無事に終われてよかったと思います」と胸を撫でおろした。

優勝した関雅仁 © Kazuki Murata /YUSF
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