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早川千絵監督『PLAN 75』カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で、新人監督賞カメラドールのスペシャル・メンションを受賞!

cinefil

第75回カンヌ国際映画祭の授賞式が現地時間28日にフランスで行われ、オフィシャルセレクション「ある視点」部門で、早川千絵監督初長編作『PLAN 75』が新人監督賞にあたるカメラドールのスペシャル・メンション(特別表彰)が、受賞されました。

©2022『PLAN 75』製作委員会/Urban Factory/Fusee

先ほど、現地時間5月28日(土)に、第75回カンヌ国際映画祭の授賞式が開催された。

司会者から名前を呼ばれた早川監督は緊張の面持ちで舞台に上がると、まず「メルシーボークー」とフランス語で挨拶をし、「誰にとっても最初の一本目というのは思入れが深く、特別なものだと思うのですが、私にとっての特別で大切な一本目の映画をカンヌに呼んでいただき、評価してくださって本当にありがとうございます」と感謝の言葉を伝えた。

日本で、受賞の一報を受けた倍賞千恵子からは「この作品で「生きるということ」を優しく、力強く撮影していた日々が、昨日のことのように熱く蘇ってきました。サァーこれからもどんどん映画作ってくださいね。本当におめでとうございます」と祝福のコメントが届いた。
また、公式上映に参加した磯村勇斗は「受賞を聞いて、心が喜びで波打っています。監督に現場で寄り添っていただいた日々が恋しいです」と振り返る。

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カンヌでの早川監督
(C) Kazuko WAKAYAMA

早川監督喜びのコメント全文
全ての映画監督に、最初に撮る1本目の映画があります。
誰にとっても最初の一本というのは思い入れが深く、特別なものだと思うのですが、
私にとって、とても特別で大切な1本目の映画を、カンヌに呼んでくださり、
評価をしてくださって本当にありがとうございます。
『PLAN 75』という映画は、今を生きる私たちにとって必要な映画だと言ってくださった方がいました。
その言葉が深く心に残っています。
この映画の立ち上げからずっと一緒にこの作品を育ててくれた、
プロデューサーの水野詠子さん、ジェイソングレイさん、
フランス、フィリピン、日本のチーム、この作品に関わってくれた全ての人に感謝しています。
そして、ミチという主人公に命を吹き込んでくださった倍賞千恵子さんに
日本に帰ったら真っ先に報告したいと思います。

カンヌでの早川監督と磯村勇斗さん
(C) Kazuko WAKAYAMA

日本映画においては、1997年に河瀨直美監督が『萌の朱雀』でカメラドールを日本人監督として初受賞してから、25年ぶりの快挙となり、日本人監督が本賞を受賞するのは初となる!
尚、日本人監督の作品が「ある視点」部門に出品されるのは、2017年の黒沢清監督『散歩する侵略者』以来5年ぶり。日本人女性監督としては、15年『あん』の河瀬直美監督以来2人目。

今作は、映画監督・是枝裕和が総合監修を務めたオムニバス映画『十年 Ten Years Japan』の一篇『PLAN75』を新たに構築、キャストを一新した、早川千絵監督のオリジナル脚本による、自身初の長編映画。
超高齢化社会に対応すべく75歳以上が自ら生死を選択できる制度<プラン75>が施行され、その制度に大きく翻弄される人々の姿を描いた衝撃作で、主人公・角谷(かくたに)ミチを演じているのは9年ぶりに映画で主演を務めた倍賞千恵子。共演には磯村勇斗、たかお鷹、河合優実、ステファニー・アリアン、大方斐紗子、串田和美らが出演している。

『PLAN 75』予告編

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