
21日深夜、福岡県・鞍手町にある寺でさい銭泥棒が現行犯逮捕された。その一部始終を防犯カメラが捉えている。
【映像】さい銭箱からお金を盗みとろうとする様子
男が棒のような物を持ち、さい銭箱に近づいてきた。人の気配を感知し、自動で点灯した照明に驚くどころか、慣れた様子ですぐに照明を消した。
さらにポケットから懐中電灯のような物を取り出すと、さい銭箱の中を照らし、お金の位置を確認。棒のような物の先には、粘着テープだろうか、さい銭箱の中に突っ込み、物色し始めた。
すると、突然、後方から男性が2人現れ、男を取り押さえた。
「おいっ!なんしようとかこら!現行犯たい、お前こら!見たぞしっかり!警察たい!」
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さい銭を盗もうとした疑いで現行犯逮捕されたのは、住所不定・無職の江口浩幸容疑者(61)。取り調べに対し、江口容疑者は容疑を認めているという。
17日にも、さい銭箱から現金を盗まれていたため、防犯カメラを設置していたという住職は「仏さまに手を合わせに来ている方が入れているお金を盗られるのは、よくはないなと思っていて、そういう点では正直ほっとしている」と話す。
この寺では、約20年前から同様の被害が続いているということで、警察は余罪があるとみて調べている。(『ABEMAヒルズ』より)