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マルコス大統領誕生でさらなる経済成長なるか?「フィリピン経済」の展望

幻冬舎ゴールドオンライン

フィリピン大統領選は、フェルディナンド・マルコス氏が勝利。今後の政権の方向性に加え、次期大統領下のフィリピン経済の予測など、一般社団法人フィリピン・アセットコンサルティングのエグゼクティブディレクターの家村均氏が解説します。

次期政権の全体像が徐々に固まりつつある

次期大統領フェルディナンド「ボンボン」マルコスジュニアは、元労働大臣ビエンベニードE.ラグスマ氏とOFWの権利擁護の専門家スーザン「トゥーツ」オプル氏を次期政権に招聘すると述べました。

ラグスマ氏は労働大臣に、オプル氏はOFWのために新しく設立された機関の長に任命される見込みです。

さらに、次期内閣への入閣候補者としては、内務省の元マニラ首都圏開発局のベンジャミン「ベンハー」アバロスジュニア氏が挙げられています。アバロス氏はマルコス氏の大統領選挙運動のマネージャーを努めた人物です。

現ドテルテ大統領の娘で、現ダバオ市長のサラ・ドテルテ氏は、教育大臣への就任が固まっています。

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フィリピン財務省(DoF)は、クリーン・再生可能エネルギー源へのシフトをさらに強めるとしています。カルロス・G・ドミンゲス3世財務長官は、アセアンプラス3会合(ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムのアセアン加盟国にパートナーである日本、韓国、中国が加わった会合)で、化石燃料発電からの移行を早める意向を示しました。

また、透明性と規制緩和を進め、より広範な資本を呼び込める地域金融システムを構築することを実現することに取り組んでいるとも述べました。さらには、金融のデジタル化について、革新的なテクノロジーに関する情報交換の強化とデジタル経済の拡大をサポートしていくとも述べました。

フィリピン、経済回復の勢いは増している

英スタンダードチャータード銀行のエコノミストによると、フィリピン経済は、第1四半期の好調な景気拡大を背景に、フィリピンの国内総生産(GDP)の成長予測を2022年には以前の7.5%から8%に引き上げました。

業界別では、16の業界のうち11が前四半期から拡大しており、全体経済の72%がCOVID以前のレベルを上回っていると推定しています。第1四半期のGDP成長は、フィリピンの景気回復が勢いを増しているということを裏付けています。

フィリピンのGDPは、第1四半期に予想より大きな8.3%拡大しました。これは、前年の3.8%のマイナス成長からの大幅回復です。また、2021年第4四半期の7.8%成長をも上回りました。

また、スタンダードチャータード銀行は、今年のフィリピンのインフレ予測を、石油、電気、食料価格の上昇により、これまでの予想を上回る3.6%から4.5%に引き上げました。

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