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香川で“代理戦争”、京都で“絶対に負けられない戦い” 参院選を前に野党はバラバラ、注目の2選挙区を解説

ABEMA TIMES

 夏に迫っている参議院選挙。与党内の“すきま風”や“不協和音”が聞かれる中、野党も一枚岩ではない状況だという。注目される2つの選挙区について、テレビ朝日政治部・野党担当の相沢祐樹記者が伝える。

【映像】“代理戦争”も、野党注目の2選挙区を解説

Q.野党の構図について、まずポイントは。
 バラバラで、一枚岩とは言えない状況。野党各党が一丸となって政権与党に対峙していこうというような状況ではなく、協力は今回の参院選では限定的になりそうだ。

Q.野党的に注目の選挙区は?
 注目なのは、まずは香川選挙区。こちらは1人区だが、野党が乱立している。さらに、野党の中でも知名度が高い2人の“代理戦争”が注目される。もう1つが、京都選挙区。こちらは結果次第で立憲民主党(以下、立憲)の代表の進退問題に発展しかねない、ということで注目が集まっている。

Q.香川選挙区はどのような点がポイント?
 1人区としては全国稀にみる野党乱立状態。映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』で注目を集めた立憲の小川淳也政調会長と、国民民主党(以下、国民)の玉木雄一郎代表という、両党の香川県連の代表を務める2人の“代理戦争”だと話題になっている。また、日本維新の会(以下、維新)の候補者・町川順子さんは玉木さんの元秘書で、共産党も候補者を擁立している。

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Q.1人区でこれだけ野党が乱立するというのは珍しいということだが。
 立憲も国民も、香川に関してはまったく調整を行っていない。関係者によると、もともと小川さんは国民の候補者を応援するつもりだった。国民の香川県連は1月に擁立の方針を決めていたが、いつまでたっても玉木さんからそのことについて連絡がなかったという。微妙な空気感が漂う中、国民が政府の新年度予算案に賛成するというある意味「事件」が起き、これが引き金となって小川さんは候補者擁立に動いたということだ。

 小川さんは「国民民主党は与党の補完勢力だ」と批判したが、玉木さんは「自民党への対抗馬としても擁立している」と反論している。ただ、もともと香川県は保守地盤が厚く、自民党の候補者は磯崎官房副長官で、強敵だ。仮に1本化に成功したとしても、自民党候補に勝つのが難しい選挙区では「調整しても無駄だ」と国民の幹部も話している。しかし、選挙区に候補者がいないと政党の認知度も上がらないので、比例票を増やすためにも、勝てなくても候補者は立てた方がいいという戦略だ。

Q.小川氏と玉木氏の関係は?
 映画の中でも、玉木さんが出てこられて会話するシーンがある。元民主党の仲間で、関係性はすごく長い。高松高校から東京大学へと進み、官僚の道を歩むという似た経歴を持ち、年齢も2歳差。長く盟友関係にあり、候補者を擁立した小川さんは「個人的な友情関係は継続」と話すが、参院選では袂を分かつことになった。最近では、少し疎遠な関係となっているようだ。

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