
北海道・知床半島沖で沈没し引き揚げに向けて曳航されていた観光船「KAZU1」が、海中約180メートル下に落下した。
【映像】現場の様子
第1管区海上保安本部によると、午前8時から午前10時ごろ、ベルトにくくりつけられ曳航されていた観光船「KAZU1」が何らかの原因で落下した。無人潜水機を使って調べ、午前11時半過ぎに水深182メートルの地点で船体が沈んでいるのを確認したということだ。
今後、再び飽和潜水によるくくりつけ作業が行われ、船体のつり揚げに着手する予定。
海上保安本部などが落下の詳しい原因を調べている。
先月23日に沈没し水深120メートルの地点で発見されていた「KAZU1」は、作業台船「海進」により水深約20メートルまでつり上げられ、斜里沖へ向け曳航され、きょうにも作業台船の上に引き揚げられる予定だった。
(ANNニュース)
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