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【開幕2カ月採点】ヤクルト85点、巨人70点、阪神50点…セ・リーグ6球団の評価は?

週刊ベースボールONLINE

開幕してから約2カ月が経過したセ・リーグ。5月24日からは交流戦も始まるが、果たして各球団は順調にペナントレースを進むことができているのか。セ・リーグ6球団の戦いぶりを100点満点で採点した。
※記録は5月23日現在

東京ヤクルトスワローズ



昨年、チームを日本一に導いた高津監督は今年も手腕を発揮

1位・ヤクルト 85点

 離脱者を出しながらも現有戦力で戦い抜き、貯金は9つ。2011年以来、2度目となる首位で交流戦を迎えることになった。首位に位置する大きな要因は投手陣の安定にあり、チーム防御率はリーグ1位の2.83。規定投球回到達者0人が表すように、ゆとりのある先発ローテーションで一人ひとりが高いパフォーマンスを発揮している。またリリーフ陣も盤石で、守護神のスコット・マクガフは開幕から17試合連続無失点投球を継続中。一方、打線は村上宗隆が本塁打、打点でリーグ2冠も、チーム打率.231はリーグ5位でつながりに欠ける。4年ぶりの交流戦制覇には打線の奮起が必須。投高打低が続くパ・リーグ投手陣を攻略し、セ5球団との差を広げたい。

読売ジャイアンツ



巨人は岡本が四番にどっしり座っていることが大きい

2位・巨人 70点

 12球団最速で貯金10として「独走か!?」と思わせたことを考えれば物足りないが、貯金7で首位と1ゲーム差の2位につけているのだから「及第点」とするべきだろう。キャプテン・坂本勇人の度重なるケガ、エース・菅野智之や覚醒した感のある吉川尚輝の離脱があったことを思えばなおさらか。先発ローテーションは固まらないながらもC.C.メルセデスと戸郷翔征、菅野が軸となり、中継ぎ陣もコマ不足に陥りながら抑えの大勢につなぐため懸命のやり繰りでしのいでいる。攻撃陣はG.ポランコとA.ウォーカーの新助っ人が昨年からの上積みとなって坂本不在を何とかカバー。主砲の岡本和真がどっしりと四番に座っていることも大きい。控えとの戦力格差は今後もつきまとう課題で簡単な戦いにはならないだろうが、優勝を狙うポテンシャルは十分に感じさせている。

広島東洋カープ



5月に入り小園の状態も上がってきた

3位・広島 80点

“鯉の季節”が終わっても奮闘を続け、3年ぶりとなるAクラスで交流戦を迎えることとなった。勢いに乗ったら止まらない打線は、開幕から変わらず。5月に入っても2ケタ安打を放った試合が7度。チーム打率.261は堂々のリーグトップだ。佐々岡真司監督は4月22日、打順に手を入れ、同日の試合から三番の小園海斗を下位打線に。代わって開幕から一番に座っていた西川龍馬を三番へ。正遊撃手の浮上はチームにとって欠かせないポイントの1つだったが、5月に入って成果が表れた。5月の月間打率.385と小園が状態を上げてきたことで、これまで以上にどこからでも得点が奪える打線にパワーアップしている。また、ようやく本塁打が増えてきたこともチームにとっては大きい。5月はここまで14本。月間4本塁打を放つマクブルームは四番としての貫録を見せつつある。リリーフ陣、特に8回に不安はあるものの、先発陣の安定感は相変わらず。苦手な交流戦も、先発陣、打線の力で何とか乗り切りたい。

中日ドラゴンズ



高橋宏ら若手は台頭している中日

4位・中日 65点

 開幕から健闘していたものの、交流戦を前に今季初の5連敗を喫した。本拠地で苦手のDeNAに2連敗、敵地で広島に3連敗と、先週は白星がなかった。石川昂弥、鵜飼航丞、岡林勇希、高橋宏斗ら新戦力が出てきているのは収穫にしろ、その若手を引っ張っていくレギュラークラスの活躍が物足りない。遊撃を予定していた京田陽太は二軍落ち、主砲のダヤン・ビシエドは低空飛行、大野雄大もピリッとせず、投打のバランスがかみ合わなくなってきている。補強を一切していないことを考えればよくやっているとも言えるが、このままではズルズルと行きかねない。昨年の交流戦は9勝7敗2分の4位。自慢の投手力を押し出して勝ち越しに成功している。ロースコアの接戦をものにして借金を少しでも返上していきたい。

横浜DeNAベイスターズ



波に乗り切れない戦いが続いたDeNA

5位・DeNA 50点

 5月は2度3連勝するも、連敗も多く波に乗り切れず借金は6。やはり、先発投手が試合をつくれないと展開は厳しくなる。今永昇太、大貫晋一はある程度計算が立つが、フェルナンド・ロメロ、上茶谷大河は投げてみないと分からない状態。リリーフ陣は勝ちパターンが固まってきたものの、リードされた展開で中継ぎが粘って打線の反撃につなげるような働きができず、リーグワーストのチーム防御率4.26が順位に直結する。打線はベストメンバーに近づきつつあるが、重量打線になればなるほど、安打以外で得点する選択肢が減るジレンマもある。交流戦は投手では石田健大、濱口遥大、野手は森敬斗の一軍合流が待たれる。チームに新風を吹き込んでくれることに期待したい。

阪神タイガース



バッテリーは踏ん張っている阪神

6位・阪神 50点

 開幕ダッシュに失敗し、最下位から抜け出せない阪神。だが、一時期の「勝てないオーラ」が満載していた状況から抜け出した感はある。その要因として投手陣が踏ん張っていることが挙げられるだろう。4月22日のヤクルト戦(神宮)から5月20日の巨人戦(甲子園)で6失点するまで、球団記録を更新する21試合連続3点失点以下。記録が途絶えたあとも21、22日の巨人戦(同)で1失点、完封と安定感抜群だ。問題は打撃陣でなかなか点が奪えないことだ。チーム打率はリーグ最低の.224と苦しい状況。得点力の低下さえ改善されれば最下位からは抜け出せるはずだ。

写真=BBM

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