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2022年は「EV元年」! だが、運転経験者2割以下、保有率わずか1%…普及に課題 まずは乗ってみよう

J-CAST会社ウォッチ

日本で電気自動車(EV)を運転したことがある人は、ドライバー全体の17%と2割に満たず、このうち約3割はレンタカーの運転だったことが、駐車場やレンタカーを運営する「パーク24」のアンケート調査でわかった。

2022年5月12日、トヨタ自動車の「bZ4X」、スバルの「ソルテラ」、日産自動車の「アリア」(標準モデル)の新型EV3台が日本で同時に発売された。そして5月20日には、日産と三菱自動車工業が社運をかけ共同開発した軽EV「SAKURA」(日産)、「ekクロスEV」(三菱)が夏にも発売される、と発表された。

このように、2022年は日本にとって「EV元年」になるのは間違いないが、現状でEVのメリットやデメリットを知る経験者は極めて少ないことが明らかになったかたちだ。

どうなればEVを購入するか?…最多は「価格が手ごろになったら」

パーク21は2022年2月16~22日、同社の駐車場、カーシェアリング、レンタカーなどのサービスを利用した会員を対象にインターネットで調査を実施。6940人から有効回答を得た。

アンケート結果によると、クルマ保有者のうち、実際にEVを保有している人は、わずか1%だった。EVを運転したことがあるドライバーのうち、レンタカーは27%で最も多く、カーシェアリングが24%で続いた。

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クルマ保有者のエンジンタイプは、「レギュラーガソリン車」が73%で首位。2位は「ハイブリッド車」で18%、3位は「ハイオクガソリン車」で14%だった。EVの保有率1%は、2016年の調査開始以来、ほぼ変動しておらず、普及の鈍さを裏づけた。

2021年の国内新車販売に占めるEVの割合も約1%と振るわなかった。

EVを保有していないユーザーに「EVがどのようになったら購入するか」を尋ねたところ、「価格が手ごろになったら」が全体の38%で最も多かった。続いて「購入するつもりはない」が22%、「EVステーションが増えたら」が18%、「航続距離に不安がなくなったら」が12%――などとなった。

年齢別では、20代以下と30代は4位の「航続距離に不安がなくなったら」という回答よりも、「好きな車種があったら」が僅差で上回り、利便性よりもクルマへのこだわりが強いことがわかった。60代以上は「購入するつもりはない」が約3割を占め、EV購入の意欲が低いこともわかった。

EV普及に向けて…カーシェアやレンタカー利用を参考に

1回の満充電で何キロ走るかを示す航続距離(WLTCモード)について、日産リーフやテスラなど国内外のモデルのカタログ数値を知っているか尋ねたところ、68%が「知らない」と回答。具体的なカタログ数値を知っているのは32%にとどまった。

日本国内では三菱自が2009年にアイ・ミーブ、日産が2010年に初代リーフを発売するなど、量産EVの市販では世界の先頭を切った。ところが、先進性と販売台数の両面で米テスラに抜かれ、世界市場で日本メーカーのシェアは高まらなかった。

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