車を持っている人の間で年々広まっている、『猫バンバン』という動作。
気温が下がると、猫は暖かい場所を求めて車のボンネットに入り込むケースがあるため、事前にボンネットを叩いて確認をする…というものです。
Twitterに投稿され、話題になったのは、猫とは別の生き物の命を救ったエピソードでした。
車のボンネットから出てきたのは…!?
鈴木尊え(@tkykszk_36)さんの愛車は、株式会社SUBARU(以下、スバル)の『レヴォーグ』。
2か月ぶりに車に乗ろうとしたところ、空気の取り入れ口の『エアインテーク』付近から、違和感を覚えたのだとか。
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ターボエンジンが搭載された『レヴォーグ』シリーズのボンネットには、排熱のために大きなエアインテークがついています。

※写真はイメージ
本来、ここから出てくるのは空気のはず。しかし、鈴木さんが目にしたのは、エアインテークから出てきた鳥の姿だったのです!
驚いた鈴木さんが中を確認したところ、そこには立派な鳥の巣が。そこで鈴木さんは、対応についてスバルに問い合わせることにしました。

2ヶ月間車に乗れず、帰ってきて見てみたら、鳥が出てきたので確認したら鳥の巣が😢
— 鈴木 尊え (@tkykszk_36) May 21, 2022
こんなことってあるぅぅ!?!?
暗くて確認出来なかったけど、ヒナちゃんいたら困るので、市役所に連絡してみたいと思います🐣
車はLEVORGです。
スバル乗りの方気をつけて下さい笑 pic.twitter.com/O6eWy6WIFA
その後、鈴木さんらは、なんとかボンネットから鳥の巣を移動させることに成功。
ボンネットにできた鳥の巣には、3~4匹のハクセキレイのヒナが発見されたといいます。
スバルが市役所や動物病院に連絡し、有識者の判断をあおいだ結果、ヒナたちは自然に帰すことになりました。

鈴木さんは「車の点検もしていただき、大変親切にご対応してくださり、ありがとうございました」とスバルにお礼を伝えるとともに、旅立っていったヒナへ「親子ともに、元気で生きていけますように」とコメントしています。
鈴木さんが発見し、スバルに問い合わせ、そこからさらに市役所や動物病院に連絡をする…という、命を救った見事な連携プレー。
投稿は拡散され、多くの人がヒナの救助にあたった人たちへ、称賛の声を上げました。
・素晴らしい人たちに助けてもらえてよかったー!投稿者さんたちに幸あれ!
・うわああ、ガソリンスタンドでバイトをしていたら、こういうケースがあった!
・これは怖ッ!自分も入り込みやすい車だから、気を付けよう…。
同車のような、大きなエアインテークが搭載された車の持ち主からは「自分の愛車にも、生き物が入っていたことがある」という声も。
命を救うため、そして愛車を守るためにも、今回のエピソードが広まるといいですね!
[文・構成/grape編集部]
出典 @tkykszk_36