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「鎌倉殿の13人」菅田将暉、哀しみの義経への思い 「三谷幸喜さんはすごい」

シネマトゥデイ

第20回「帰ってきた義経」より北条義時(小栗旬)と源義経(菅田将暉) – (C)NHK

 三谷幸喜脚本、小栗旬主演の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK総合ほか)第20回の放送後、源義経を演じた菅田将暉のコメントがドラマの公式Twitterで公開された(※ネタバレあり)。

 本作は、鎌倉時代を舞台に、野心とは無縁だった伊豆の若武者・北条義時(小栗)が鎌倉幕府初代将軍・源頼朝(大泉洋)にすべてを学び、武士の世を盤石にした二代執権に上り詰めていく物語。22日放送の第20回「帰ってきた義経」では義時の忠告にも関わらず、義経が平泉に「帰ってきて」しまう。頼朝は、義時に直接手を下すことなく奥州藤原氏の内紛に乗じて義経を討つという過酷な命を下す。

 義経といえば「悲劇的なヒーロー」として知られるが、本作では三谷による意表を突く描写が話題に。第8回「いざ、鎌倉」では兄・頼朝のもとへ向かう途中、野原で狩りをしていた際に野武士をだまし討ちにする場面があり、「クレイジー」「ヤバい」「ドン引き」「サイコ感ハンパない」と視聴者を驚かせた。第9回「決戦前夜」で頼朝と対面し、頼朝は「兄上のためにこの命捧げます!」と目を輝かせて誓う義経に感極まった様子で、熱い抱擁を交わしていた。その後、頼朝は己の感情をコントロールできず傲慢な義経に手を焼くも、義経は戦場で天才的な軍才を発揮し第18回「壇ノ浦で舞った男」でついに平家を滅ぼし、一躍ヒーローとなった。しかし、義経が後白河法皇(西田敏行)に「検非違使(けびいし)」(京都の治安を守る役職)を命じられ、力を強めたことから、頼朝は義経を脅威に感じるようになり、周囲の思惑や行き違いを経て両者の関係が悪化していった。

第20回より、義時、義経、弁慶(佳久創)

 菅田は、第20回での義経最期のシーンを演じた心境を「演じていても思ったんですけど、義経のセリフの通り、壇ノ浦で平家を滅ぼした瞬間から、何かぽっかり空いている感じがずっとありました。そこからの義経は、生きてはいるんだけど、亡霊のように、のめりこむもの、目標みたいなものがなく生きていたようでした。いろんな思いがありますが、今日演じた感じだと、何かほっとしているようなところもあると思います。今日、最後に思ったのが『これで兄上(頼朝)とのいざこざが終わるな』という、そんな気持ちでした」と説明。

第9回より、兄・頼朝と対面し熱い抱擁を交わす義経

 兄・頼朝との関係については、第19回「果たせぬ凱旋」での伏線を回収する三谷の巧みな脚本に触れつつ以下のように語っている。「第14回ぐらいから、義経は頼朝に会っていないんですよね。そこがやっぱり一番楽しみな部分じゃないですか。『悲しい話だけど、頼朝・義経をどう描くんだろう』って視聴者目線で見たときに、この2人の“仲たがい感”の描かれ方は千差万別で、いろんな見せ方があるけれど、でもどんな描かれ方でも、義経はただただ純粋に兄上のことが好きなんだな、っていうのだけは共通していると思いました。そこは最後までできてよかったと思います。そこにただ悲しさだけじゃなくていろいろな笑いも入ってくるし、リアルな『なんでこんなことになっちゃうかなぁ』っていうのを最初に持ってきて、ちゃんと最後の里(三浦透子)とのところまで繋げてくる三谷幸喜さんはすごいなと思いました」

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 菅田にとって、大河出演は2017年放送の「おんな城主 直虎」(虎松/井伊直政役)以来。出演発表時には「いつも歴史上の人物や実在の方を演じるときに心がけているのは、“血の通わせ方”“綺麗事で終わらせない”ということ。特に義経は綺麗なイメージがあるので、生々しく、義経は生きていたんだと僕自身も実感しながら演じていきたいです」と意気込みを語っていた。(編集部・石井百合子)

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