top_line

【 最新ニュースをアプリでサクサク読むなら! 】

2016年のソフトバンク・城所龍磨は交流戦打率.415。今季も「一発屋」は現れるか/RECORD TIPS

週刊ベースボールONLINE

交流戦男たちの活躍に期待



16年の城所のような交流戦で大爆発する選手は現れるか

 今季もセ・パ交流戦の季節がやってきた。基本的に各球団6カード、18試合を戦うことになる。今回は交流戦での「打率」にスポットを当ててみよう。

 昨季は中日のビシエドが唯一の4割超えとなる打率.409のハイアベレージをマークしたが、歴代シーズンランキングだと12位でトップ10には届かない。年によって試合数は違うものの短期決戦に変わりはなく、打率4割を超える打者が毎年のように現れるというわけだ。


 それにしても2015年は異常だった。交流戦歴代シーズン打率のトップ3をこの年が占めている。交流戦首位打者となったのは西武の秋山翔吾だったが、ソフトバンクが優勝したこともあってMVPは柳田悠岐。打率だけではなく5本塁打、10打点、13四球、最多タイの5盗塁でOPSは驚異の1.274と猛烈な勢いだった。この年、柳田と秋山はレギュラーシーズンでも終盤まで空前のレベルで僅差の首位打者争いを繰り広げ、.363の柳田が.359の秋山をわずかに振り切って首位打者に輝いたが、ともに交流戦から打ちまくっていたわけだ。

 交流戦男と言えるのがロッテの角中勝也だ。シーズン打率でトップ10に2度顔を出し、通算打率でも.343で現役選手の3位につける。近年は控えに回り、今季は5月21日時点で一軍出場がないものの、二軍戦では格の違いを見せつけているだけに、波に乗り切れないロッテの交流戦でのキーマンになってもおかしくない。


 現役選手の通算打率トップ10は対象選手の幅を広げるため100打数以上としたこともあり、トップ2は吉田正尚と福田周平のオリックス勢が占めた。

 楽天の鈴木大地も交流戦ではいつも以上の力を発揮する。今季は首位を快走するチームにあってバットが湿っているだけに、得意の舞台で打棒を取り戻すようなら楽天はさらに勢いづくことになる。

 さて、シーズン歴代トップ10に戻ると、やはり16年の城所龍磨が異質な存在として目に留まる。53打数22安打で打率.415をマーク。堅守を武器に終盤の守備固めで光る存在だったが、この年のこの時期だけまばゆいばかりの輝きを放ってMVPをかっさらった。ちなみにこの年のシーズントータルの成績はキャリアハイと言っていい84試合出場で打率.264。いかに交流戦で大爆発したかが分かる。今年も城所のような「一発屋」が出現するのか。楽しみに見ていきたい。

写真=BBM

TOPICS

ランキング(スポーツ)

ジャンル