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【岩本輝雄】ガンガン行くし、ポゼッションもOK。戦い方の幅は確実に広がっているベルマーレ。焦れずに、ブレずに、やり続けられるか

SOCCER DIGEST Web

【岩本輝雄】ガンガン行くし、ポゼッションもOK。戦い方の幅は確実に広がっているベルマーレ。焦れずに、ブレずに、やり続けられるか

 18位のベルマーレと17位のヴィッセルの“裏天王山”は、2-1でベルマーレが勝利した。前半の終わり頃に先制点を挙げた町野が、後半が始まってすぐに相手のミスを見逃さず、2点目を奪取する。

 その後、相手のCKで菊池のヘッド弾で1失点。終了間際にはイニエスタに直接FKを決められるけど、武藤のハンドが判明してノーゴールに。リードを守り切ったベルマーレが、5試合ぶりの白星を挙げた。

 これで今季2勝目。シーズン序盤から難しい状況が続いていたけど、でも内容的にはそこまで悪くはなかったと思う。決めるべきところで決めていれば、守るべきところで守れていれば、という感じだったし、町野が確実にチャンスをモノにした今回のヴィッセル戦は、勝つべくして勝ったゲームだったとも言える。

 個では右サイドの畑も良かった。精力的に動き回って、攻守の両局面で存在感を放っていた。今後が楽しみな選手だよね。

 今のベルマーレに、以前のようなアグレッシブさは、ない。それは悪い意味ではなくて、攻撃を仕掛けるにしても、すべてのアクションでガンガン行くのではなく、状況によってはボールを落ち着かせて、ゆっくりと攻めたりもできる。

 現役時代はクレバーなCBとして、前の選手をうまくコントロールしていた山口監督らしいサッカーだなと思う。高い強度のアタックは武器として残しつつ、ポゼッションも強調しながら、緩急をつけて攻撃を組み立てる。

 時間がかかるかもしれないけど、戦い方の幅は確実に広がっているのではないか。今はまだ思うように結果に反映されず、難しい時間が続いている。でも焦れずに、ブレずに、しっかりとした土台を築くことができれば、道は拓けてくると期待している。
 
 一方のヴィッセルは、今回の敗戦でベルマーレと順位が入れ替わり、最下位に転落してしまった。イニエスタは相変わらず別格の存在感を示している一方で、チームとしての明確な戦術がいまだ確立されていない印象だ。

“戦術イニエスタ”では、さすがに限界がある。もちろん、チームを率いるロティーナ監督は経験豊富な指揮官だけに、無策のはずはない。イニエスタをはじめ、大迫や武藤、山口、酒井、扇原、槙野、ボージャンなど個々の能力に疑いはない。リーグ屈指のタレント集団をどうまとめ上げるか。まだ時間はあるとはいえ、早急に方向性を示さないと取り返しのつかないことになるかもしれない。

 ACLでは盤石の戦いでグループステージを突破したヴィッセル。Jリーグでも持てるポテンシャルを存分に発揮できるか今後も注目していきたい。

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