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『OTODAMA'22~音泉魂~』2日目ーー「なんかもうカオス!」だけど「これがやりかった」必然に満ちたドラマチックなラインナップ

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『OTODAMA’22~音泉魂~“BACK TO THE OFURO”』


『OTODAMA'22~音泉魂~“BACK TO THE OFURO”』2022.5.7(SAT)大阪・泉大津フェニックス

2年ぶりの『OTODAMA』の初日(=昨日)は、「BACK TO THE OFURO」ならぬ「BACK TO THE 90's」な、あの時代を思い出さずにはいられない、そしてそれぞれが今も現場で精力的に活動していることがうれしくなる、超強力なメンツが並んだ日だったが、2日目は、そんなコピーが付けられない、なんかもうカオス! としか言いようのないラインナップになった。

音楽ジャンル的にも、あれこれ幅広くてカオスだし、大学を出たばかりの風呂ントアクト=ヤユヨから、結成33年(全員今年で53歳)のフラワーカンパニーズまで、キャリアの長短もカオスだし、『OTODAMA』と(もしくは清水音泉と)密接に関わってきたアクトもいれば、初出場のアクトもいる、という意味でもカオスだし。これは3日通してだが、普段は他のイベンターと仕事をしているアクトも多い。

ヤユヨ 撮影=オイケカオリ


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そうだ。その「普段は別のイベンターのバンドが多数出演」の件。初日レポ担当のライター・鈴木淳史もそれに触れているし、清水番台も「今回、普段携わってないバンドにも多数お声がけしたのは──」と、ブログにその理由を綴っておられたが、さらに僕も補足しておきたい。最初に今年のラインナップが発表された時に僕が驚いたのは、まさにそこだったので。イベンター、またがっとる! 例年なら清水音泉のバンドが過半数なのに、今年はよそのバンドがめちゃめちゃ出る! という。

これ、オファーを出した清水音泉側も英断だと思うし、オファーを受けたバンド側も素敵だが、それを認めた他のイベンター各社の心意気も、スルーしてはいけないと思う。だってそうでしょ。よそのイベントより、うちのイベントに出てほしいでしょ、そりゃあ。普段面倒を見ているのは、うちなんだから。

でも、今は、よそだのうちだの言っている場合じゃない。『OTODAMA』が成功してくれないと、うちらも困る。とにかくみんなでバックアップしなきゃ、ということだったのではないか。関西のライブ業界総出で、コロナ禍で受けたダメージから立ち上がろうとしている、そんな特別な年だからこそ実現した、特別なラインナップ。清水音泉や出演アーティストたちの意志だけでなく、他のイベンター各社等の意志もこめられたがゆえのブッキング。僕は、そんなふうに受け取った。熱い。と、勝手に感動しといてなんですが、単純に「ゴールデンウィークに引っ越して、他の夏のイベントと時期がずれたから、出やすくなった」という側面もあると思います。

『OTODAMA’22~音泉魂~“BACK TO THE OFURO”』


あと、翌週末に堺の「海とのふれあい広場」で開催される『METROCK2022 OSAKA』と、アクトが7つかぶっている、だからそっちを選んだ、というファンもいた、というデメリットもある。チケットがソールドアウトしなかったのは、それも大きいだろうな。まさに一長一短。ううむ。

それから、「BACK TO THE OFURO」というコンセプトどおりに、清水音泉ゆかりのバンドたちが大集結している、という側面に関して。

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