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海底の竜宮城へは行っていない…?浦島太郎の意外な真実を探る

幻冬舎ゴールドライフオンライン

※本記事は、礒谷義仁氏の書籍『京都夢幻奇譚』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。

【前回の記事を読む】賀茂神社の明るい森で…突然現れた老人が語り出した「夢」とは

浦島太郎の真実

浦島太郎は亀に乗ってどこへ行ってきたのか。海の底の竜宮城? いやいや、実は宇宙である。鯛や平目の舞い踊り? いやいや、宇宙人である。大きな亀が手足を縮めた姿は、いわゆるUFOにそっくりである。

UFOを知らない昔の人は浜に着陸した「それ」を大きな亀だと思ったのだろう。亀に乗るというのも、上にまたがるんじゃなくて、ハッチから船内に乗り込んだということだ。そうでないと、海であっても窒息するもの。浦島太郎はUFOに乗せられて連れて行かれたのだ。宇宙の某所(母船もしくは彼らの星)へ。

なぜ海でなく空だと言えるのかということに疑問を持つ人がいるかもしれない。しかし、天は「アマ」と発音し、海も海人・海部と書いて「アマ」と読む。神話においての境界線はおぼろげだ。どちらも青く果てしなく広い未知の世界で、アメノトリフネ(天鳥船)という鳥なんだか船なんだかわからない名前の神は空を飛ぶ。

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そう考えると、浦島太郎が地上に帰ってきたらすごく時間がたっていたということも説明できる。時間は相対的なもので、宇宙では地球上よりずっとゆるやかに流れるからだ。

ではいったい誰が、何のために彼を連れて行ったのか。おそらくは我々が言うところの宇宙人が、地球人(あちらから言えば宇宙人、もしくは未知なる星の原始的未確認生物)研究のためのサンプルとして採集したのだと思う。ウラシマ伝説(人里離れた場所で異人または鬼に遭遇し、楽しく過ごした後に帰ってきたら、とんでもない時間がたっていたというパターン)が世界中に存在するのも、それゆえである。

玉手箱は実は記憶抹消装置なのだ。地球人は昔から頻繁に宇宙人に拉致され、研究され、そしてそのことも忘れさせられていたということだ。「けしからん、やっつけてしまえ!」と言われる諸兄もおられるだろうが、それは無理。彼らは、我々の科学力ではとうてい到達できない距離からやってきているわけで、地球人とは比べものにならない科学技術を持っていると考えられる。

そんな奴らと戦っても絶対に勝てない。勝てるわけがない。まさに月とスッポンである。宇宙人はコワイよ。

真夏の夜のできごと

夏の不思議な思い出。学生の頃、バイトで伏見稲荷神社の祭りを手伝ったことがあった。今でこそ世界的にもすっかり人気スポットになった伏見稲荷神社だが、当時はそんなでもなく、正月だけは商売繁盛を願う人々でにぎわう神社だった。背後の稲荷山は、無数の祠(ほこら)に埋め尽くされたおどろおどろしい信仰の山であり、近所の人たちの散歩コースでもあった。

たしか七月、全国から集まったお年寄りたちが、稲荷山に無数にある石灯篭に火を入れて歩く祭りがあって、いくつかに分かれたお年寄りたちのグループの先頭を、のぼりを立てて歩いて道案内をするという仕事内容だった。ペースがとても遅いので待ちきれずどんどん歩いていくうちに、気がつくとひとりになっていて、来たことのない所にいた。

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