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ガラス棒を溶かしてモチーフを編む「ストリンガーワーク」齋藤直さんの作品世界

おたくま経済新聞

 ストリンガーワークは一般的な吹きガラスと違い、とんぼ玉のように卓上でガラスを扱う造形技法。素材の棒ガラスを溶かして柔らかくし、糸状に細く引き伸ばしたものをペン状のトーチだけで造形しているといいます。

 具体的な造形方法ですが「熱したあと、常温で冷めても割れにくい素材の特性を利用して編み込むことで、自由度の高い立体造形ができます」と齋藤さん。ガラスが作る独特の編目模様が、光の具合で様々な表情を見せてくれます。

 形の正確性が求められる球体を除いては型を使うことなく、ほぼフリーハンドで作っているそうですが、モチーフの形状を再現する技術は「学生時代から立体造形を学んだ基礎があったおかげだと思っています」という言葉通り、容易に真似することは不可能に思えます。

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 編み上がったガラスの立体作品は、素材の軽さと中空である形状もあり、想像以上に軽いとのこと。「とにかく繊細に見える仕上がりですが、アクセサリーなどは、お客様から意外と丈夫というお言葉をいただいています」。


 2006年から作品の発表を続けている齋藤さんは、2016年のコンコルソ・アルテ・ミラノ(CAM)「ジャパンマイラブ」というアートイベントに招待作家として参加。イタリア、ミラノのギャラリー「PAOLA COLONBARI」にて個展(2016年11月~2017年1月)も開催しました。

 また、2018年の大丸・松坂屋「夏の贈り物カタログ」のビジュアルにも金魚の作品が採用されているので、作品を目にした方もいらっしゃるかもしれません。

 作品のすべてには「息を呑む」をテーマにモチーフを選んでいるのだとか。「その時々で自分が息を呑むほど美しいと思ったものを作ります」という言葉通り、作品には凛とした美しさを感じます。

 作品はもちろん購入することもできますが、ガラスなので割れ物であり、破損する可能性はゼロではないので飾る場所には注意が必要。万一の場合には「修理は無料でお受けしております」とのことです。

 「これからも作品で「息を呑む」を感じていただけるよう、制作を続けます」という齋藤直さんの作品はTwitterや作品展で目にすることができます。また、作品を入手したい方は直接TwitterのDMでオーダーすることも可能とのことです。

<記事化協力>
NaoSaitoさん(Twitter:@nao_sglass/Instagram:nao.glass)

(咲村珠樹)

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